好酸球性副鼻腔炎 :トップ    
監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院
春名眞一 獨協医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科

概要

疾患のポイント:
  1. 副鼻腔炎は急性副鼻腔炎、慢性化膿性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎に大きく分類される。その他、アレルギー性副鼻腔炎、アレルギー性真菌性副鼻腔炎がある。
  1. そのうち、好酸球性副鼻腔炎とは、副鼻腔粘膜に著明に好酸球浸潤の認められる副鼻腔炎である。
  1. アレルギー性真菌性副鼻腔炎:<図表>
  1. 好酸球性副鼻腔炎は、指定難病であり、①重症度分類で中等症以上、または②好酸球性中耳炎を合併している場合などでは、申請し認定されると保険料の自己負担分の一部が公費負担として助成される。([平成27年7月施行])
  1.  難病法に基づく医療費助成制度 
 
診断: >詳細情報 
  1. 気管支喘息(asthma)、アスピリン喘息(AIA)を認める患者で、嗅覚障害を含む鼻症状を訴え、血中好酸球数6%(300個/μl)以上あるいは副鼻腔組織中好酸球数100個以上で好酸球優位を認めた場合に診断となる。
  1. 両側性副鼻腔炎で、内視鏡鼻内所見で上中鼻道、上中鼻甲介に多発性鼻ポリープを認めることが多く、CT所見では上顎洞より篩骨洞の陰影が優位なことが多い。
  1. 好酸球性副鼻腔炎の診断基準:<図表>
  1. 好酸球性副鼻腔炎の範疇:<図表>
  1. 好酸球性副鼻腔炎のCT:<図表>
  1. 好酸球性副鼻腔炎の多発性鼻ポリープ:…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時検査例
  1. 初診時検査にて好酸球性副鼻腔炎か慢性化膿性副鼻腔炎かを鑑別し、薬物治療の選別を行う。
○ 下記を病態に応じて適宜選択する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

好酸球性副鼻腔炎と鑑別すべき副鼻腔炎の診断と治療方針
好酸球性副鼻腔炎の範疇
好酸球性副鼻腔炎のCT
好酸球性副鼻腔炎の多発性鼻ポリープ
好酸球性副鼻腔炎の鼻ポリープの組織像
好酸球性副鼻腔炎の経口ステロイド薬投与前後の鼻内所見
好酸球性中耳炎の鼓膜所見
好酸球性副鼻腔炎で副鼻腔内にムチンが存在する。
アレルギー性真菌性副鼻腔炎
アスピリン喘息を伴う好酸球性副鼻腔炎
著者校正/監修レビュー済
2016/12/28


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