小児の反復性耳下腺炎 :トップ    
監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院
松原篤 弘前大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科学講座

概要

疾患のポイント:
  1. 小児の反復性耳下腺炎は、小児期に耳下腺腫脹を来す疾患のなかでムンプスに次いで多い疾患である。
  1. 口腔内の常在菌や弱毒菌が耳下腺管から逆行性に感染することにより、一側または両側の耳下腺炎を発症する。初発時期や反復の頻度などを丁寧に問診する。
  1. 小児の耳下腺腫脹・腫瘤の鑑別のアルゴリズム:アルゴリズム
  1. 小児反復性耳下腺炎の概要: 解説 
  1. なお、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、感染症法5類感染症であり小児科定点医療機関では週単位で届出をする必要がある。また、学校保健安全法に定める第二種学校感染症疾患であり、耳下腺の腫脹が消失するまで出席停止とする。
 
診断: >詳細情報 
  1. 触診では、耳下腺がやや硬めで表面がゴツゴツとした感触で触れる。
  1. 舌圧子で開口させて頬粘膜を観察しながら、耳下腺を片手で圧迫する。ステノン管開口部からの膿汁流出を確認する。 症例 
  1. 唾液腺造影やMRシアログラフィーにて点状陰影が認められる。
  1. 耳下腺造影像:<図表>
  1. MRシアログラフィー:<図表>
 
予後: …

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

小児の反復性耳下腺炎の評価・治療例
  1. 耳下腺開口部をよく観察して、細菌培養検査を行う。
○ 耳下腺開口部から排膿があれば、下記1)を行い、第1選択として下記4)を処方する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

小児の耳下腺腫脹・腫瘤の鑑別のアルゴリズム
耳下腺造影像
耳下腺気腫のCT
MRシアログラフィー
著者校正/監修レビュー済
2016/06/10