高マグネシウム血症

著者: 熊谷天哲1) 帝京大学医学部附属病院 腎臓内科

著者: 花房規男2) 東京女子医科大学 血液浄化療法科

監修: 花房規男 東京女子医科大学 血液浄化療法科

著者校正済:2020/02/19
現在監修レビュー中


概要・推奨  

  1. 腸管疾患のある高齢患者では、腎機能障害がなくても高度の高マグネシウム血症になることがある。
  1. 高マグネシウム血症は低マグネシウム血症に比べて頻度が低い(推奨度2)
  1. 高マグネシウム血症は腎機能障害のある患者で認めることが多い(推奨度2)
  1. 腎機能障害のある患者でマグネシウム製剤の使用は致命的になることがある(推奨度2)
  1. 腸管疾患のある患者ではマグネシウム投与により高マグネシウム血症になりやすい(推奨度2)
  1. 末期腎不全の患者では、血中マグネシウム濃度が正常より若干高いほうが血管の石灰化進行抑制に関して有利である可能性がある(推奨度2)
  1. マグネシウム濃度の高い透析液での透析は血管の石灰化を改善する可能性がある(推奨度2)
  1. マグネシウム投与は動脈硬化・石灰化を抑制する(推奨度2)
  1. カルシウム製剤はマグネシウムの作用に拮抗する(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、本文や食品中のMg含有量の表について加筆修正を行った。 


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