大腿骨頭壊死 :トップ    
監修: 酒井昭典 産業医科大学 整形外科学教室
香月一朗 製鉄記念八幡病院 整形外科

概要

疾患のポイント:
  1. 大腿骨頭壊死とは、大腿骨頭の非外傷性、無菌性、阻血性の壊死である。軽微な外傷起点で生じた急性発症の股関節痛・臀部痛を来す。
  1. 特発性大腿骨頭壊死症は、指定難病であり、その一部(①病型分類を用いてTypeB、TypeCまたは病期分類Stage2以上、②日本整形外科学会股関節機能判定基準を用いて、患側について「70点以上80点未満:可」または「70点未満:不可」、のいずれか)は、申請し認定されると保険料の自己負担分の一部が公費負担として助成される。([平成27年1月施行])
  1.  難病法に基づく医療費助成制度 
 
診断:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 診断は診断基準に沿って行う。単純Ⅹ線、MRIにて診断可能である。
  1. 大腿骨頭壊死症の診断基準:<図表>
 
重症度・予後: >詳細情報 
  1. 大腿骨頭壊死症の病型、病期を決定する。TypeC-1、C-2では圧潰の危険性が高く、Stage4では関節症性変化が起こっている。
  1. 特発性大腿骨頭壊死症の壊死域局在による病型(Type)分類:<図表>
  1. 臼荷重面の算定法:<図表>
  1. 病型による発症(圧潰)の予測:

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断方法例
  1. 確定診断のための検査を行う。
  1. 大腿骨頭壊死の診断を確定させ、病型分類、病期分類を行い、さらには年齢を加味して手術治療の必要性を判断する。
○ 1)2)で骨壊死域および健常域の範囲を診断する。2)では壊死域の広がり、正確な診断を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

大腿骨頭壊死症の診断アルゴリズム
特発性大腿骨頭壊死症の定義
大腿骨頭の血行
大腿骨頭の血行―microangiography
特発性大腿骨頭壊死症の疫学
大腿骨頭壊死症の診断基準
骨頭軟骨下骨折線
骨頭の陥没の計測
骨頭圧潰測定用のスケール
特発性大腿骨頭壊死症の壊死域局在による病型(Type)分類
著者校正/監修レビュー済
2016/05/13


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