サーファーズイヤー :トップ    
監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院
武市紀人1) 福田諭2) 1)しのろ耳鼻咽喉科クリニック 2)北海道大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科...

概要

疾患のポイント:
  1. サーファーズイヤーとは、サーフィンに代表されるような水上・水中スポーツや潜水などとの関連が明確な後天性外耳道狭窄症の総称である。
  1. 既往歴(水上・水中活動)と骨性隆起の所見がある場合、本疾患と診断される。それ以外の病歴、所見がある場合は他の鑑別疾患も念頭に置く。
 
診断: >詳細情報 
  1. 診断は外耳道の観察により容易である。なめらかな丘状の硬い隆起を全周性に複数認める場合が多い。
  1. 聴力検査を行う。また、狭窄などで外耳道、鼓膜の観察が困難な場合はCT検査を施行する。
  1. サーファーズイヤーの外耳道所見:<図表>
  1. 標準純音聴力検査:<図表>
  1. 両側外耳道のCT所見:<図表>
 
予後: >詳細情報 
  1. 進行すると軽度から中等度の伝音難聴、反復する外耳炎を呈する。
 
治療: >詳細情報 アルゴリズム
  1. 保存的治療の場合、丁寧な清掃が必要である。鉗子類による清掃が困難であれば生理食塩水などで洗浄を行う。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時評価例
  1. 必ず聴力検査を行う。必要に応じて側頭骨CT検査を行う。
○ 以下の検査は必須である。耳漏を認める場合は3)を追加する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

サーファーズイヤーの診療方針アルゴリズム
サーファーズイヤーの外耳道所見
両側サーファーズイヤー
著者校正/監修レビュー済
2016/04/01