在宅医療を始める方法 :トップ    
監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部
和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部

概要

ポイント:
  1. 在宅医療は、通院不能な患者に実施される医療であり、通院可能な患者に在宅医療を実施することは保険診療では認められていない。保険診療では、期日を定めて行う医師の訪問(定期往診)を「訪問診療」、患者の求めに応じて、臨時で行う医師の訪問(臨時往診)を「往診」と区別している。
  1. 急性疾患に関しては、その多くが病院での検査や治療を必要とし、急性疾患に対しては往診では医療技術的な限界がある。しかし、「患者に往診を求められたら救急外来受診を勧める」という画一的な対応にも問題がある。状況に応じて、患者の希望に沿い、かつ、医療技術的にも無理のない方法を選択したい。
  1. 緊急疾患患者の導入チャート:アルゴリズム
  1. 在宅医療は、継続的な「定期往診(訪問診療)」と緊急な「24時間対応」という2大要素から構成されている。そして、多くの患者は外来、あるいは、病院などから「在宅医療」に導入される。導入にあたっては、退院前カンファレンス、あるいは、本人・家族面接を行うことが望ましい。
  1. 外来診療のフィールドや病院その他から在宅医療患者を導入するとき:アルゴリズム
  1. 在宅医療の主な現場となる患者の自宅は、患者と家族の所有する空間であることから、病院とは異なり、「医療従事者がコントロールする空間ではない」ことに配慮を持つ。
  1. 医療費についても患者・家族ともに不安を持つことが多いため、在宅医療導入の際に資料を提供することが望ましい 。 解説 
  1. 導入の際の資料例:<図表><図表>
  1. 通常、臨時往診、定期往診は、以下のような項目を算定することが多い。
  1. 臨時往診を行った際には、C000 往診料(1回につき720~3,220点 [時間帯により異なる])を算定できる。
  1. 定期往診は、通常1日につきC001 在宅患者訪問診療料(830点)を算定できる。
  1. 在宅療養支援診療所にて、訪問診療を計画的に在宅患者…

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

急性疾患に対して往診を依頼されたとき
外来診療のフィールドや病院その他から在宅医療患者を導入するとき
在宅医療を受けるに際しての同意書
物品申請書
著者校正/監修レビュー済
2016/08/05


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