予防接種総論

著者: 宮入烈 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 生体防御系内科部 感染症科

著者: 松井俊大 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 生体防御系内科部 感染症科

監修: 具芳明 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター

著者校正/監修レビュー済:2018/05/10

概要・推奨  

  1. 予防接種とは、日本の予防接種法第1章において「疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種すること」と定義され、「伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するために公衆衛生の見地から(中略)国民の健康の保持に寄与する」こと、「予防接種による健康被害の迅速な救済を図る」ことを目的としているとされている。これまでに、天然痘の根絶など多くの疾患の感染予防、発症予防、重症化の改善など、予後の改善に貢献してきた。これら予防接種で予防可能になった疾患はVaccine-preventable disease(VPD)と呼ばれているが、日本はワクチン制度の整備の遅れ(いわゆるワクチンギャップ)から先進国の中でVPDの発症者が多いことが知られていた。近年はHibワクチン、肺炎球菌ワクチンなどの定期予防接種化などにより、国内でもHibや肺炎球菌による侵襲性感染症などのVPDは減少してきていると報告されている。
ワクチンの分類
 
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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