著者: 小川英輝 あいち小児保健医療総合センター 総合診療科
監修:
著者校正/監修レビュー済:2021/02/03
参考ガイドライン:
- 厚生労働省:定期接種実施要領
- 日本小児科学会予防接種・感染対策委員会編:子どもの予防接種, 診断と治療社. 東京, 2020.
薬剤承認情報:
2020年7月21日 シルガード 9水性懸濁筋注シリンジ(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来))ウイルスワクチン類
2020年7月21日 シルガード 9水性懸濁筋注シリンジ(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来))ウイルスワクチン類
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概要・推奨
- Hibワクチンは定期接種であり、侵襲性Hib感染症や髄膜炎を減らす効果は明らかであるため、接種が強く推奨される。(推奨度1)
- 肺炎球菌ワクチンは定期接種であり、侵襲性肺炎球菌感染症を減少させることは明らかであり、肺炎や中耳炎も減少させるため、接種が強く推奨される。(推奨度1)
- 4種混合ワクチンは定期接種であり、各種疾患の予防効果は明らかであるため、接種を強く推奨すべきである。(推奨度1)
- B型肝炎ワクチンは定期接種であり、肝細胞癌や乳児劇症肝炎などのB型肝炎ウイルス関連疾患を予防する効果があるため、接種を強く推奨すべきである。(推奨度1)
- 日本脳炎ワクチンは定期接種であり、日本脳炎の発症予防効果が認められるため、接種を強く推奨すべきである。
- ヒトパピローマウイルスワクチンは定期接種であり、15~45歳の女性における肛門性器疣贅や子宮頸部上皮内腫瘍、10~30歳の女性における子宮頚癌の発症を減少させるため、接種が推奨される。ただし、国内においてはワクチンとの因果関係を特定できない持続的な疼痛の発生をうけ、2020年現在も積極的な勧奨が控えられたままである。(推奨度1)
- 健康な小児(特に2歳以上)については、インフルエンザ発症を減少させる効果があり、重症化を防ぐ可能性もあるため、任意接種であっても接種を推奨すべきである。(推奨度1)
- BCGワクチンは定期接種であり、免疫不全症のないすべての乳児に対して接種が推奨される。(推奨度1)
- ロタウイルスワクチンは定期接種であり、下痢症の発生率が有意に低下するため、免疫不全症のないすべての乳児に対して接種が推奨される。(推奨度1)
- 水痘ワクチンは定期接種であり、水痘発症予防効果は明らかであるため、免疫不全者を除くすべての小児に接種が推奨される。(推奨度1)
- 麻しん…
- Hibワクチンは定期接種であり、侵襲性Hib感染症や髄膜炎を減らす効果は明らかであるため、接種が強く推奨される。(推奨度1)
- 肺炎球菌ワクチンは定期接種であり、侵襲性肺炎球菌感染症を減少させることは明らかであり、肺炎や中耳炎も減少させるため、接種が強く推奨される。(推奨度1)
- 4種混合ワクチンは定期接種であり、各種疾患の予防効果は明らかであるため、接種を強く推奨すべきである。(推奨度1)
- B型肝炎ワクチンは定期接種であり、肝細胞癌や乳児劇症肝炎などのB型肝炎ウイルス関連疾患を予防する効果があるため、接種を強く推奨すべきである。(推奨度1)
- 日本脳炎ワクチンは定期接種であり、日本脳炎の発症予防効果が認められるため、接種を強く推奨すべきである。
- ヒトパピローマウイルスワクチンは定期接種であり、15~45歳の女性における肛門性器疣贅や子宮頸部上皮内腫瘍、10~30歳の女性における子宮頚癌の発症を減少させるため、接種が推奨される。ただし、国内においてはワクチンとの因果関係を特定できない持続的な疼痛の発生をうけ、2020年現在も積極的な勧奨が控えられたままである。(推奨度1)
- 健康な小児(特に2歳以上)については、インフルエンザ発症を減少させる効果があり、重症化を防ぐ可能性もあるため、任意接種であっても接種を推奨すべきである。(推奨度1)
- BCGワクチンは定期接種であり、免疫不全症のないすべての乳児に対して接種が推奨される。(推奨度1)
- ロタウイルスワクチンは定期接種であり、下痢症の発生率が有意に低下するため、免疫不全症のないすべての乳児に対して接種が推奨される。(推奨度1)
- 水痘ワクチンは定期接種であり、水痘発症予防効果は明らかであるため、免疫不全者を除くすべての小児に接種が推奨される。(推奨度1)
- 麻しん…
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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