今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 松原崇一朗1) 熊本大学病院 脳神経内科

著者: 永山正雄2) 国際医療福祉大学大学院医学研究科 脳神経内科学

監修: 永山正雄 国際医療福祉大学大学院医学研究科 脳神経内科学

著者校正済:2022/09/14
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. The EU Joint Programme – Neurodegenerative Disease Research(JPND):Consensus guidelines for lumbar puncture in patients with neurological diseases(2017)
  1. Infectious Disease Society of America(IDSA): Practice guidelines for the management of bacterial meningitis (2004)
  1. 日本神経学会[https://www.jsnt.gr.jp/ 日本神経治療学会][http://www.neuroinfection.jp/ 日本神経感染症学会]細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014
  1. 日本神経学会[https://www.jsnt.gr.jp/ 日本神経治療学会][http://www.neuroinfection.jp/ 日本神経感染症学会][https://www.neurology-jp.org/guidelinem/hse/herpes_simplex_2017.pdf 単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン2017]
  1. Regional Anesthesia in the Patient Receiving Antithrombotic or Thrombolytic Therapy. American Society of Regional Anesthesia and Pain Medicine(ARSA)Evidence-Based Guidelines(Fourth Edition)(2018)
  1. The 2018 European Heart Rhythm Association(EHRA)Practical Guide on the use of non-vitamin K antagonist oral anticoagulants in patients with atrial fibrillation(2018)
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 直接作用型第Xa因子阻害剤の中和薬としてアンデキサネットが2022年5月より国内で使用可能となり,抗凝固薬内服下での腰椎穿刺について追記を行った。

概要・推奨   

脳脊髄液検査
  1. 様々な感染性細菌、真菌、ウイルス等および非感染性神経学的疾患(脱髄性疾患、炎症性疾患、悪性腫瘍、クモ膜下出血等)の、診断および治療効果判定のために重要な検査である[1][2][3][4](推奨度1。髄液検査実施方法および分析の一般的事項は各論で記載する。
  1. 腰椎穿刺Lumbar punctureLPは脳脊髄液を得るための比較的安全な手技である。しかし、稀だが重篤になる可能性のある感染症、出血、脳ヘルニアの他、軽微だが少なくない頭痛や神経根の痛みやしびれなどの神経症状を含む、合併症が発生する可能性があることを十分に説明する必要がある(推奨度1
  1. LP施行前には必ず呼吸パターンの異常や瞳孔や眼位の所見を評価する。特に眼底の観察が重要である(推奨度1
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  1. 全ての患者でLP施行前に頭部画像検査(頭部CT等)を行う適応はないが、頭蓋内圧(ICP)亢進が疑われる患者(頭痛、嘔気・嘔吐、意識障害、精神症候、局在性の神経学的兆候、眼底視神経乳頭浮腫、最近のてんかん発作、および細胞性免疫低下)や高齢者(60歳以上)では、致命的な脳ヘルニアを避けるため、頭部CTを撮影し、腫瘤病変や他のICP亢進の原因を除外する必要がある[1][2][3][4][5](推奨度2)
  1. 細菌性髄膜炎が疑われる患者でLP施行開始が遅れる場合、血液培養も採取し、抗菌薬治療を迅速に開始することが重要である[2][3][5](推奨度2)
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  1. LP後の硬膜外腔または硬膜下腔での出血性合併症は、主に血小板減少症または他の出血障害のある患者、または抗凝固療法を受けた患者で発症しやすく[6][7][8]、最大2%の患者で発生する可能性がある[9](エビデンスランクO)。またtraumatic tapになった場合にも上記出血性合併症のリスクは上昇するため[6]、その場合には抗凝固療法の再開には注意する(推奨度2)。各薬剤の休薬期間については各論に記載する。
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  1. LPの最も一般的な合併症は、LP後の背部痛と頭痛である。ペンシル型ルンバール針(atraumatic needle)を使用することで、PLPHのリスクを減少させる[10](エビデンスランクM、推奨度2)。

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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
松原崇一朗 : 特に申告事項無し[2023年]
永山正雄 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:永山正雄 : 特に申告事項無し[2023年]

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