抗精神病薬(薬理) :トップ    

中原 保裕1) 『今日の臨床サポート』編集部2) 1)(有)ファーマシューティカルケア研究... 2)

概要

まとめ:
抗精神病薬として用いられる薬剤として、定型抗精神病薬(フェノチアジン系・ブチロフェノン系、ベンザミド系、イミノべンジル系・)、非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬[SDA]、マルチアクティング・レセプター・ターゲット・アンチサイコティックス[MARTA]、ドーパミン・システム・スタビライザー[DSS])が存在する。
 
抗精神病薬(フェノチアジン系): >詳細情報 
  1. 抗精神病薬(フェノチアジン系)は、精神安定作用のあるドパミン受容体(D2)を遮断する作用をメインとして持ち、他に抗コリン(M1)作用やα1遮断作用、H1遮断作用も有し鎮静・睡眠作用も発揮する。
  1. 抗精神病薬(フェノチアジン系)に属する薬剤として、ペルフェナジン(ピーゼットシー)、プロペリシアジン(ニューレプチル)、フルフェナジン(フルメジン)、フルフェナジン(フルデカシン)、クロルプロマジン・フェノバルビタール・プロメタジン配合(ベゲタミン)、クロルプロマジン(ウインタミン、コントミン)、プロクロルペラジン(ノバミン)、レボメプロマジン(ヒルナミン)などが知られている。
 
抗精神病薬(ブチロフェノン系): >詳細情報 
  1. ブチロフェノン系抗精神病薬は、強力な精神安定作用がある薬剤である。ドパミン受容体(D2)を遮断する作用がメインだが抗コリン作用やα1遮断作用を有し鎮静作用などを発揮する。
  1. 抗精神病薬(ブチロフェノン系)に属する薬剤として、ハロペリドール(セレネース)、ピパンペロン(プロピタン)、スピペロン(スピロピタン)、チミペロン(トロペロン)、ブロムペリドール(インプロメン)などが知られている。
 
抗精神病薬(ベンザミド系): >詳細情報 
  1. ベンザミド系抗精神病薬は、ドパミン受容体の中でD1への阻害作用がなくD2、D3、D4を遮断する薬剤である。特に、スルピリドは主にD3を遮断する。
  1. 抗精神病薬(ベ…

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
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尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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著者校正/監修レビュー済
2016/04/22