脂質異常症治療薬(薬理)

著者: 中原 保裕 (有)ファーマシューティカルケア研究所

著者校正/監修レビュー済:2019/07/10

概要・推奨  

  1. 高LDL血症に効果的な薬剤なのか、高TG血症に効果的な薬剤なのかを認識しておくことが重要である。
  1. 患者の訴えだけで安易に横紋融解症状と判定して投与を中止するのではなく、血液検査なども用いて客観的に判断することは重要である。
  1. 投与開始後、検査値が改善してきても、投与を開始してから3カ月ほど経過した時点から再び値が上昇するケースがあるので、そのようなケースでは食事指導の実施や薬剤の変更を考慮することは重要である。
  1. LDL-Cを酸化させないように、その値を下げる効果は小さいが、抗酸化作用のある薬剤を併用することは重要である。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、新しい作用機序のMTP阻害薬を加え、家族性高コレステロール血症の治療薬の選択性について述べた。


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