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概要・推奨
疾患のポイント:- クッシング症候群とは、コルチゾール過剰産生により、満月様(円形)顔貌、野牛肩、中心性(腹部)肥満と四肢近位筋萎縮、皮膚菲薄化、赤色皮膚線条、皮下出血斑などの特徴的な身体所見(クッシング徴候)を呈する疾患群である。クッシング病、コルチゾール産生副腎皮質腫瘍や異所性ACTH産生腫瘍などが含まれる。
- ACTH依存性とACTH非依存性に大別される。
- 本項ではACTH非依存性クッシング症候群(副腎性クッシング症候群)を中心に述べる。
診断: >詳細情報 - クッシング症候群が疑われる場合、下記のアルゴリズムに添って診断する。
- コルチゾール基礎値は基準値内の場合があるため、コルチゾール日内変動の消失、低用量デキサメタゾン抑制試験でコルチゾールが基準値以下に抑制されないことを確認する。
原因・部位の評価: >詳細情報 - ポイント:
- 副腎性クッシング症候群:
ACTHが低値の場合に疑う。病型には副腎コルチゾール産生腺腫、副腎癌、ACTH非依存性大結節性副腎過形成などがあり、副腎CTやMRIを行い副腎病変を確認する。- 副腎腺腫によるクッシング症候群の造影CT所見:<図表>
…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■初診時の最低限の評価例
- ACTH、コルチゾールは日内変動があり、ストレスで増加するため、基礎値の採血は早朝空腹時、安静臥床で行う。
- クッシング症候群に特徴的な所見として好酸球減少、白血球増加(好中球増加)の有無を評価する。
- 糖尿病、脂質異常症、電解質異常などの合併症の評価を行う。
○ クッシング症候群を疑った場合は1)~6)の評価を行う。特に6)は大切である。
疾患のポイント:
- クッシング症候群とは、コルチゾール過剰産生により、満月様(円形)顔貌、野牛肩、中心性(腹部)肥満と四肢近位筋萎縮、皮膚菲薄化、赤色皮膚線条、皮下出血斑などの特徴的な身体所見(クッシング徴候)を呈する疾患群である。クッシング病、コルチゾール産生副腎皮質腫瘍や異所性ACTH産生腫瘍などが含まれる。
- ACTH依存性とACTH非依存性に大別される。
- 本項ではACTH非依存性クッシング症候群(副腎性クッシング症候群)を中心に述べる。
診断: >詳細情報
- クッシング症候群が疑われる場合、下記のアルゴリズムに添って診断する。
- コルチゾール基礎値は基準値内の場合があるため、コルチゾール日内変動の消失、低用量デキサメタゾン抑制試験でコルチゾールが基準値以下に抑制されないことを確認する。
原因・部位の評価: >詳細情報
- ポイント:
- 副腎性クッシング症候群:
ACTHが低値の場合に疑う。病型には副腎コルチゾール産生腺腫、副腎癌、ACTH非依存性大結節性副腎過形成などがあり、副腎CTやMRIを行い副腎病変を確認する。
- 副腎腺腫によるクッシング症候群の造影CT所見:<図表>
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■初診時の最低限の評価例
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初診時の最低限の評価例
- ACTH、コルチゾールは日内変動があり、ストレスで増加するため、基礎値の採血は早朝空腹時、安静臥床で行う。
- クッシング症候群に特徴的な所見として好酸球減少、白血球増加(好中球増加)の有無を評価する。
- 糖尿病、脂質異常症、電解質異常などの合併症の評価を行う。
○ クッシング症候群を疑った場合は1)~6)の評価を行う。特に6)は大切である。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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