膀胱損傷 :トップ    
監修: 中川昌之 鹿児島大学
平塚義治 古賀病院21泌尿器科

概要

疾患のポイント:
  1. 下腹部の外傷の病歴があり、下腹部痛や下腹部の圧痛、排尿困難、肉眼的血尿などの症状や骨盤骨折の所見があれば膀胱損傷を疑う。
  1. 尿が腹膜内に溢流するか、腹膜外に溢流するかで分けられる。 解説 
 
診断: >詳細情報 
  1. 尿道からカテーテルを挿入し造影を行う膀胱造影か、造影剤を膀胱に注入した後にCTを行うCT膀胱造影で診断する。 解説 
  1. 膀胱造影の方法は、造影剤を350cc膀胱内に注入し腹膜内、腹膜外への造影剤の溢流があれば診断できる。膀胱造影は造影剤を注入する前、造影剤充満時、造影剤排出後の3枚は必ず撮影する。 解説 
  1. CT膀胱造影では造影剤を生理的食塩水で薄めて使用する。 解説 
  1. 尿道損傷が疑われるときは、膀胱損傷の診断の前に逆行性尿道造影を先行させ、尿道損傷がないかまず診断する。 解説 
  1. 腹膜外に溢流症例:<図表>
  1. 腹膜内に溢流症例:<図表>

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時の評価例
  1. 外傷ではまず全身状態のチェックが重要である。
○ 外傷の場合、全身状態把握のため、下記の検査を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

膀胱損傷の診断・治療法アルゴリズム
腹膜外膀胱破裂
腹膜内膀胱破裂
腹膜内膀胱破裂
腹膜内膀胱破裂
著者校正/監修レビュー済
2016/06/30


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