足白癬

著者: 常深祐一郎 埼玉医科大学 皮膚科

監修: 戸倉新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科

著者校正/監修レビュー済:2019/05/23

概要・推奨  

  1. 足白癬の診断には鏡検を強く推奨する(推奨度1)
  1. 足白癬に対して抗真菌薬外用は強く推奨される。きちんと治療すれば、90%ほどの治癒率が見込まれる(推奨度1)
  1. 抗真菌薬外用のみでは難治な足白癬に対しては、副作用に注意しながら経口抗真菌薬の投与を行ってもよいが、足白癬全例には推奨できない(推奨度2)
  1. 角化型足白癬に対しては経口抗真菌薬投与が推奨される(推奨度2)
  1. 足白癬治癒後、再発・再感染抑制を目的に、定期的に抗真菌薬を外用してもよい(推奨度3)
  1. 足白癬治療に対して、経口抗真菌薬のイトラコナゾールとテルビナフィンの効果は同等である(推奨度2)
  1. 足白癬に対する外用抗真菌薬と経口抗真菌薬の併用は、病型によっては推奨される(推奨度2)。
  1. 角化型の足白癬に対して、外用抗真菌薬と尿素剤の併用を推奨する(推奨度2)
  1. 足白癬の外用抗真菌薬治療では、趾間から足底全体に塗布することを強く推奨する(推奨度1)
  1. 足白癬の抗真菌薬外用治療では、臨床症状消失後も継続して1カ月は塗布することを推奨する(推奨度1)
  1. 湿疹やびらんなどの合併症のある足白癬に外用抗真菌薬を使用することは推奨されない(推奨度4)
  1. 爪白癬合併の足白癬の治療には、経口抗真菌薬を用いることを強く推奨する(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 爪白癬治療薬として、ホスラブコナゾールを追加した。


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