個人契約のトライアルまたはお申込みで全コンテンツが閲覧可能
疾患、症状、薬剤名、検査情報から初診やフォローアップ時の治療例まで。
1,400名の専門医による経験と根拠に基づく豊富な診療情報が、今日の臨床サポート1つで確認できます。
まずは15日間無料トライアル
概要・推奨
疾患のポイント:- 動物咬創、ヒト咬創とは、①動物・ヒトに咬まれたときに生じる外傷、および、②咬んだ動物・ヒトの口腔内の細菌によって生じる感染症――の総症である。
創部の処置:- 洗浄や異物の除去を行う。創部は、生理食塩水を使ってシリンジで圧をかけて十分に洗浄する。
>詳細情報
- 細菌感染を予防するため、予防的に抗菌薬を投与する。感染のリスクは、動物により異なるが、ヒトでは10~15%、ネコでは20~80%程度である。
- 破傷風を予防するため、リスクに応じてワクチン接種などの対応を行う。
- 咬傷の外来フォローは、潜伏期間を考慮して、咬傷から24時間以内を目安に行うことが推奨される。
- イヌ・ネコ咬傷の原因微生物:<図表>
- 咬傷の特徴的な原因微生物と、抗菌薬スペクトラム:…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■ヒト・イヌ・ネコ咬傷での予防抗菌薬
- 丹毒・蜂窩織炎に使用されることが多いペニシリン、アモキシシリン、第1世代セファロスポリン、クリンダマイシンは、咬傷では、単独では選択しないほうがよい。
○ 1) が第1選択である。βラクタム薬にアレルギーがある場合(非妊娠、成人)は、2) または3) を選択する。
疾患のポイント:
- 動物咬創、ヒト咬創とは、①動物・ヒトに咬まれたときに生じる外傷、および、②咬んだ動物・ヒトの口腔内の細菌によって生じる感染症――の総症である。
創部の処置:
- 洗浄や異物の除去を行う。創部は、生理食塩水を使ってシリンジで圧をかけて十分に洗浄する。
>詳細情報
- 細菌感染を予防するため、予防的に抗菌薬を投与する。感染のリスクは、動物により異なるが、ヒトでは10~15%、ネコでは20~80%程度である。
- 破傷風を予防するため、リスクに応じてワクチン接種などの対応を行う。
- 咬傷の外来フォローは、潜伏期間を考慮して、咬傷から24時間以内を目安に行うことが推奨される。
- イヌ・ネコ咬傷の原因微生物:<図表>
- 咬傷の特徴的な原因微生物と、抗菌薬スペクトラム:…
■ヒト・イヌ・ネコ咬傷での予防抗菌薬
■
ヒト・イヌ・ネコ咬傷での予防抗菌薬
- 丹毒・蜂窩織炎に使用されることが多いペニシリン、アモキシシリン、第1世代セファロスポリン、クリンダマイシンは、咬傷では、単独では選択しないほうがよい。
○ 1) が第1選択である。βラクタム薬にアレルギーがある場合(非妊娠、成人)は、2) または3) を選択する。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
(詳細はこちらを参照)
エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
