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不眠

著者: 尾田琢也 福岡市立こども病院

監修: 野口善令 名古屋第二赤十字病院

著者校正/監修レビュー済:2019/10/26
参考ガイドライン:
  1. 内山真(睡眠障害の診断・治療ガイドライン研究会)編:睡眠障害の対応と治療ガイドライン第2版. じほう,2012
  1. 厚生労働科学研究班・日本睡眠学会ワーキンググループ作成「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」,2013
  1. 標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害:神経治療学 33巻4号

概要・推奨  

  1. 不眠症患者に対しては、うつ病の合併がないかどうかをスクリーニングすることが推奨される(推奨度2)。
  1. 不眠症患者に対して、精神疾患、内科疾患、睡眠障害をきたすその他の疾患の合併がないかどうかをスクリーニングすることが推奨される(推奨度2)。
  1. 併存疾患がある場合は、不眠症の治療とともに併存疾患の治療を行うことが推奨される(推奨度2)。
  1. 全ての不眠症患者に、薬物治療の前に睡眠衛生教育、刺激制御療法を行うことが推奨される(推奨度2)。
  1. 不眠症患者に対して、非ベンゾジアゼピン系およびベンゾジアゼピン系睡眠薬が推奨される(推奨度2)。
  1. ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、高齢者の活動度とADLの低下に注意して使用することが推奨される(推奨度2)。
  1. ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、高齢者の転倒や大腿骨頚部骨折に注意して使用することが推奨される(推奨度2)。
  1. 入眠困難を伴う不眠症患者に対しては、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬、ラメルテオン、スボレキサントのいずれかが推奨される(推奨度2)。
  1. 中途覚醒や早朝覚醒を伴う不眠症患者に対しては、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬、スボレキサントのいずれかが推奨される(推奨度2)。
  1. 不眠症の高齢患者に対しては、認知行動療法が推奨される(推奨度2)。
  1. 不眠症の高齢患者に対しては、定期的な中等~強度の運動が推奨される(推奨度2)。
  1. 不眠症患者は早朝起床時に太陽光を浴びることが、おそらく推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1.  定期レビューを行い、薬物治療について加筆修正を行った。


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