眼脂 :トップ    
監修: 沖波聡 倉敷中央病院眼科
秦野寛 ルミネはたの眼科

概要

症状のポイント:
  1. 眼脂(Eye discharge)は俗にいう“目やに”であり、眼分泌(ocular discharge)とも言い換えられる。
  1. 眼脂は、多くの場合、ocular surface、つまり外眼部の表面である結膜全面を主要部分として、眼瞼、涙器などから分泌されたものの総称である。
 
診断へのアプローチ: >詳細情報 
  1. 眼脂の肉眼的分類(マクロ的診断)アルゴリズム
  1. 顕微鏡による眼脂の即時診断(ミクロ的診断)
  1. 原因はおもに炎症である。
  1. 眼脂の肉眼的所見(アルゴリズム:アルゴリズム)と顕微鏡所見( <図表>)の2つのレベルでの眼脂の着眼点を解説し、原因診断への手がかりとしたい。
  1. 視診の眼脂性状はおおよそ3つに分類できる。つまり膿性(purulent)、粘液性(mucinous)、水様性 (watery)である。臨床的には膿性眼脂(purulent discharge)(<図表>)、粘液膿性眼脂(mucopurulent discharge)(<図表><図表>)、粘液性眼脂(mucinous discharge)(<図表><図表>)、水様性眼脂(watery discharge)(…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

代表的な検査
○ まずは、眼脂塗抹、培養検査を行い、必要に応じて免疫染色、PCR検査を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

眼脂(マクロ診断)眼脂の性状から原因診断へ至るフローチャート
眼脂の塗抹検鏡所見
膿性眼脂purulent discharge(淋菌性結膜炎)
粘液膿性眼脂mucopurulent discharge(細菌性結膜炎)
粘液膿性眼脂mucopurulent discharge(クラミジア結膜炎)
粘液性眼脂mucinous discharge(乾性角結膜炎)
粘液性眼脂mucinous discharge(春季カタル)
水様性眼脂watery discharge(流行性角結膜炎)
水様性眼脂watery discharge(アレルギー性結膜炎)
著者校正/監修レビュー済
2016/11/30