今日の臨床サポート

小児の咽喉頭異物・成人の咽喉頭異物

著者: 福田智美 東京慈恵会医科大学附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科

監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院

著者校正/監修レビュー済:2021/11/02
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 呼吸障害の程度、感染徴候の有無をまず確認すること。
  1. 発症時の状況やエピソード、異物の種類を詳しく聴取し、診察・検査を行い、異物の部位と状態を正確に把握するよう努める。
  1. CTなどによる画像検査が重要だが、X線透過性の異物も念頭に置くこと。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となり
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
福田智美 : 未申告[2021年]
監修:森山寛 : 特に申告事項無し[2021年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡者数の年次推移を最新のデータ(H21~R1)とした。
  1. 定期レビューを行い、疾患情報(疫学・病態)、診療のポイント、小児の咽喉頭異物、成人の咽喉頭異物、治療方針のまとめについて一部改変追記した。

まとめ

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 異物による窒息は消費者庁の注意勧告[1][2]にもあるように、プライマリケアにおいて最も重要である。
  1. 咽頭異物の部位は中咽頭、特に口蓋扁桃、次いで舌扁桃に多く、本邦では魚骨異物が多い[3][4]。小児では玩具、脳梗塞などの基礎疾患をもつ高齢者では,大きな食物塊や薬包装(PTP)、義歯,ガラスや金属片の食事への混入も原因となる[3][5]。喉頭異物は気道異物のうち喉頭の異物で、小児では魚骨,老人では餅などが多い[3][6]
  1. 咽頭異物が大半を占め、喉頭異物は比較的稀である[6]
  1. 咽頭異物と喉頭異物は餅などの異物では同時に発生する。
  1. 咽喉頭異物症は小児と高齢者に多いが、好発する異物の種類が異なる。
  1. 小児の咽喉頭異物と成人の咽喉頭異物では取り扱いが異なるので分けて記載する。
 
「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡者数の年次推移(H21~R1)

65歳以上の高齢者が食物による気道閉鎖を来す率が高い。

問診・診察のポイント  
問診のポイント
  1. 問診で一番大事な内容は、異物症発症の現場の確認である。

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文献 

著者: S A Friedberg, C D Bluestone
雑誌名: Otolaryngol Clin North Am. 1970 Jun;3(2):395-403.
Abstract/Text
PMID 5006509  Otolaryngol Clin North Am. 1970 Jun;3(2):395-403.

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