今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 部坂弘彦1) 部坂耳鼻咽喉科医院

著者: 露無松里2) 聖路加国際病院 耳鼻咽喉科

監修: 森山寛1) 東京慈恵会医科大学附属病院

監修: 小島博己2) 東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科

著者校正/監修レビュー済:2022/02/16
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、本文の一部修正、文献の追加を行った。

概要・推奨   

声帯ポリープ:
  1. 嗄声を聴取したら喉頭ファイバーにて声帯を観察する(推奨度1)
  1. 保存的加療にて改善しない場合、手術を考慮する(推奨度2)
 
声帯結節:
  1. 嗄声を聴取したら喉頭ファイバーにて声帯を観察する(推奨度1)
アカウントをお持ちの方はログイン
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となりま
閲覧にはご契
閲覧にはご契約が
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となり
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要と
閲覧にはご契
閲覧にはご契
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要とな
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧には
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。

まとめ 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 声帯ポリープは主に一側の声帯に発する非腫瘍性の腫瘤である。
  1. 病理組織学上、血腫、浮腫、線維化が混在する[1]
  1. 原因は明らかではないが、声の濫用をする人に多く発生する。すなわち、声の濫用が声帯粘膜に血液循環障害を起こし、出血となり、それがポリープになると考えられている[1][2]
  1. ポリープ様声帯は声帯上皮下のラインケ腔に浮腫を生じ、主に両側の声帯に発生するびまん性の腫脹を認める病態のことをいう。
  1. 喫煙者に多いため、喫煙が原因と考えられている[3]
  1. 粗造性嗄声と声の低音化、声の出しにくさ、咽喉頭異常感などさまざまな症状を呈し、重症化すると呼吸困難を呈する場合がある[4]
  1. 声帯結節は声帯膜様部前中1/3の部分に生じる広基性の白色小隆起で、両側性、左右対称性に発生することが多い。
  1. 音声の多用、濫用による声帯粘膜への刺激が原因と考えられている[1][5]
  1. 病理組織学的所見としては、ポリープと同じであるが、形態が異なるため、ポリープと呼称せず結節と呼んでいる[5]
  1. 声質は気息性嗄声の要素が主体である。高い声が出しにくい、大きな声が出ない、長時間話すと声が出なくなってくる、などの訴えも多い。
  1. 喉頭肉芽腫は声帯突起部から披裂部にかけて好発する炎症性腫瘤のことをいう。
  1. サルコイドーシス、結核、ウェゲナー肉芽腫、梅毒、アミロイドーシスなどの特異性肉芽腫とそれ以外の非特異性肉芽腫に分けられるが、一般に喉頭肉芽腫は後者を指す。
  1. 原因として気管内挿管によるもの、胃食道酸逆流によるもの、音声酷使や慢性咳嗽などの接触性によるものがあるが、原因不明である特発性肉芽腫も多い。
  1. 症状は咽喉頭異物感や嗄声などがあるが、無症状である例や、健診や人間ドックなどで行った上部消化管内視鏡検査でたまたま発見され、耳鼻咽喉科受診を指示される例も多い。
問診・診察のポイント  
問診:
  1. 嗄声の有無や、それが出現した時期

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

文献 

福田宏之:声帯ポリープ(出血) 今日の耳鼻咽喉科頭頸部外科治療指針第2版 351~353 医学書院.
広戸幾一郎、進 武幹、小池祐一・他:声帯ポリープの成因.日耳鼻74:866~872、1971.
正来 隆、堀口利之、牧野寛之、岡本牧人:ポリープ様声帯145例の検討(1995年~2007年).日気食会報59(6):519~523 2008.
米川紘子、大田文彦、小池靖夫:ポリープ様声帯の臨床.日気食会報34:409~417、1983.
北原 哲:声帯結節の手術.耳鼻臨床 92(10):1152~1153、1999.
露無 松里, 内尾 紀彦, 小島 博己:症例をどうみるか 緊急気管切開を要したポリープ様声帯症例. JOHNS35巻7号 Page897-899(2019.07).
田村 悦代:【小児耳鼻咽喉科診療における論点】小児の声帯結節はどのように治療するか? 手術的治療の立場から.JOHNS31巻12号 Page1767-1769(2015.12).
大橋正嗣、大田史一、飯田実、部坂弘彦、森山寛:喉頭肉芽腫症例の臨床的検討 耳展 49(6):365~371、2006.
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
部坂弘彦 : 未申告[2024年]
露無松里 : 未申告[2024年]
監修:森山寛 : 未申告[2024年]
監修:小島博己 : 特に申告事項無し[2024年]

ページ上部に戻る

声帯ポリープ・ポリープ様声帯・声帯結節・喉頭肉芽腫

戻る