今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 伊藤学1) 昭和大学 歯科病院高齢者歯科学講座/東京医科大学 歯科口腔外科

著者: 金修澤2) 鶴巻みなみ歯科医院

監修: 近津大地 東京医科大学

著者校正/監修レビュー済:2021/03/10
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 顎顔面補綴診療ガイドライン2019に基づき、上下顎欠損補綴、舌欠損補綴、鼻咽腔部補綴の有用性についての修正を行った。

概要・推奨   

  1. 顎補綴は患者さんの身体的侵襲が少ないが、処置が難しいため、補綴に習熟していなければ専門機関に紹介した方がよい(推奨度2) 

まとめ 

まとめ  
  1. 顎顔面補綴とは、先天奇形、腫瘍、外傷、炎症などが原因で顎顔面領域とその周囲の軟組織に生じた欠損部を対象に、非観血的あるいは手術を併用して顎義歯やエピテーゼ(顔面補綴装置)などの人工物で修復し失われた機能(咀嚼・嚥下・発音など)と形態の回復を図ることである。また実質欠損と必ずしも関係するわけではないが、放射線治療、外科治療、言語治療などの際にこれらの治療を容易にし治療効果を増大させるために併用されるさまざまな補助装置のことを指す。
  1. 顎骨を含めた欠損に対し使用する義歯を顎義歯と呼び、顔面の皮膚や眼球の欠損を修復する装置をエピテーゼと呼ぶ。
  1. 顎補綴の適応は以下の場合である。
  1. 原疾患に対する長期的な観察が必要になる場合
  1. 局所、全身状態が再手術に適さない場合
  1. 外科的再建が不可能な場合
  1. 補綴的手段のほうが機能や審美性の回復を期待できる場合
  1. 顎顔面補綴患者の機能的・審美的問題はさまざまである。治療には顎義歯やエピテーゼを用いるが、効果的に回復を図るには外科治療、顎顔面補綴治療、メディカルスタッフによるケアなどチーム医療が不可欠である。
 
顎顔面補綴アルゴリズム

出典

著者提供

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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
伊藤学 : 未申告[2024年]
金修澤 : 未申告[2024年]
監修:近津大地 : 特に申告事項無し[2024年]

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顎顔面補綴

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