今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 和田忠志 ひだまりホームクリニック

監修: 和田忠志 ひだまりホームクリニック

著者校正/監修レビュー済:2021/12/15
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 推奨・概要を作成し、構造のシンプル化の作業を行った。在宅医療の進歩や普及の状況、社会情勢の変化に応じて、問い合わせ先等に関する改訂を行った。

概要・推奨   

  1. 本人および家族の「自宅療養をしたい」という希望を叶えることが在宅医療の役割である。
  1. 在宅医療とは何であるのか、在宅医療をどうすれば受けることができるのか、という根本的な問いが患者・家族の側にある。
  1. 特に、医療機関ではない自宅において、具合が悪くなったときの対応に対する不安に明確に答えることが望ましい。
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概要 

ポイント  
  1. 在宅医療は国を挙げて推進されているが、なお実際の供給は少ない。特に過疎地では、そうである。また、自宅で最期まで療養したいと漠然と考える人は多いものの、実際には、それが可能だと思える人は少数にとどまっている。「在宅医療を受け中柄行う具体的な療養のイメージ」を描けないからである。
  1. そもそも在宅医療とは何であるのか、在宅医療をどうすれば受けることができるのか、という根本的な問いが患者・家族の側にあることに留意したい。
 
臨床のポイント:
  1. 在宅医療という選択肢を医療従事者から提示しない限り、患者あるいは家族から在宅医療に関する「質問」すら発生しないことがある。
  1. 患者や家族が「在宅医療の具体的なイメージ」をもてる回答を行うことが重要である。
  1. 「自宅で療養できるはずがない」と思っていた患者や家族に、適切に情報提供をすることで、患者や家族が「ぜひ自宅で療養してみたい」という気持ちになることもまれではない。
 
日本人の死亡場所 〈場所別死亡数〉

出典

[http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html 厚生労働省人口動態調査]
 

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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
和田忠志 : 未申告[2024年]
監修:和田忠志 : 未申告[2024年]

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家族からよく聞かれる質問とその答え(含む家族の精神的ケア)

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