今日の臨床サポート

肉離れ

著者: 奥脇透 国立スポーツ科学センター

監修: 竹下克志 自治医科大学整形外科

著者校正/監修レビュー済:2022/01/26
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 典型的な肉離れは、腱膜損傷であり、治療経過も腱膜損傷の修復状況がポイントとなる(推奨度2)
  1. 重症の肉離れは、筋腱付着部損傷であり、著しい機能低下が推測される場合には手術療法の適応となる(推奨度2)
  1. 肉離れの画像診断としてMRIは有用である(推奨度2)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
奥脇透 : 特に申告事項無し[2022年]
監修:竹下克志 : 講演料(第一三共,イーライリリー,ファイザー,エーザイ,塩野義)[2022年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、肉離れのMRI分類について加筆修正を行った。

病態・疫学・診察

まとめ  
  1. 肉離れとは、スポーツ動作中に、拮抗筋の収縮や介達外力によって生じる、筋の過伸展損傷である。
  1. 典型的には、羽状筋の腱膜が遠心性収縮により損傷し、重症例では腱や付着部が損傷する(広義には腱断裂や付着部裂離損傷も含む)。
  1. 直達外力による筋打撲傷とは異なる病態であり、ハムストリングス、下腿三頭筋、大腿四頭筋および内転筋群など、下肢の筋に起こりやすい[1]

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