今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 鍋島正慶 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門

著者: 則末泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門

監修: 藤谷茂樹1) 聖マリアンナ医科大学 救急医学

監修: 安宅一晃2) 奈良県立病院機構 医療専門職教育研修センター/奈良県総合医療センター 集中治療部 

著者校正済:2024/08/07
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 厚⽣労働省 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会編:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン 解説編(改訂 平成30年3⽉)、2018:0-6.
  1. 日本集中治療医学会日本救急医学会日本循環器学会編:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン ~3学会からの提⾔~、2014:1-4.
  1. An Official ATS/AACN/ACCP/ESICM/SCCM Policy Statement: Responding to Requests for Potentially Inappropriate Treatments in Intensive Care Units. Am J Respir Crit Care Med. 2015 Jun 1;191(11):1318-30.
  1. 日本集中治療医学会倫理委員会:DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)の考え方. 日集中医誌 2017; 24: 210-215.
  1. 日本小児科学会、倫理委員会小児終末期医療ガイドラインワーキンググループ:重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン. 2012.
  1. 宗教的輸血拒否に関する合同委員会:宗教的輸血拒否に関するガイドライン. 宗教的輸血拒否に関する合同委員会報告. 2008: 1-7.
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 治療方針の不一致があった場合、法的、倫理的、社会的な対立や医学的解釈の違いがないかを考えることが推奨される。
  1. 終末期の治療方針の決定には、共有意思決定を前提とし、主治医だけでなく医療チームによって十分な話し合いを行い、その経過を文章にまとめておくことが推奨される。
  1. 本人に意思決定能力がある場合や推定意思が確認できる場合には、本人の意向に沿った治療方針が推奨される。小児においても同様のことが推奨される。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
鍋島正慶 : 未申告[2024年]
則末泰博 : 特に申告事項無し[2024年]
監修:藤谷茂樹 : 特に申告事項無し[2024年]
監修:安宅一晃 : 未申告[2024年]

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