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著者: 谷口義典 高知大学医学部附属病院 内分泌代謝・腎臓膠原病内科

監修: 上阪等 千葉西総合病院 膠原病リウマチセンター

著者校正/監修レビュー済:2024/02/07
参考ガイドライン:
  1. Kingsley G, Sieper J. Third international workshop on reactive arthritis. 23-26 September 1995, Berlin, Germany. Report and abstracts. Ann Rheum Dis 1996 ; 55 : 564-584.
  1. Sieper J, Braun J, Kingsley GH. Report on the Fourth International Workshop on Reactive Arthritis. Arthritis Rheum 2000 ; 43 : 720-734.
  1. Braun J, Kingsley G, van der Heijde D, Sieper J. On the difficulties of establishing a consensus on the definition of and diagnostic investigations for reactive arthritis. Results and discussion of a questionnaire prepared for the 4th International Workshop on Reactive Arthritis, Berlin, Germany, July 3-6, 1999. J Rheumatol 2000 ; 27 : 2185-2192.
患者向け説明資料

診療のポイント:
  1. 感染後関節炎(postinfectious arthritis)という幅広いグループ名の中に、(古典的)反応性関節炎(reactive arthritis, ReA)、感染関連関節炎(infection-related arthritis)、ウイルス性関節炎(viral arthritis)が分類されている。
  1. 病歴を充分に聴取し評価した上で、反応性関節炎の引き金となる先行感染をしっかり同定することである。

概要・推奨   

  1. “反応性関節炎(reactive arthritis, ReA)”は、関節以外の部位の微生物感染後に起こる無菌性・非化膿性関節炎である。
  1. 感染後関節炎(postinfectious arthritis)という幅広いグループ名の中に、(古典的)反応性関節炎(reactive arthritis, ReA)、感染関連関節炎(infection-related arthritis)、ウイルス性関節炎(viral arthritis)が分類されている。
  1. 反応性関節炎を引き起こす泌尿生殖器感染や腸管感染の特徴的な症状・症候は尿道炎、子宮頸管炎、下痢である。
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
谷口義典 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:上阪等 : 特に申告事項無し[2025年]

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