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MRSA感染症

概要・推奨

  1. 重篤な感染症におけるバンコマイシン投与時は血中濃度モニタリング(TDM)を行い、AUC400600 μg・h/mLを目標値とする(推奨度1、OJG)(バンコマイシンに対する最小発育阻止濃度は1 μg/mLと想定)。トラフ値1520 μg/mLを目標とした投与設計はあまり推奨されない(推奨度3、OJG)。非重篤な感染症ではTDMの目標値としてAUC/MICかトラフ値のいずれを用いるべきかに関する情報は不十分である。
  1. 初回は2530 mg/kg(実測体重)の負荷投与を行う(3 gを超えないこと)(推奨度2、SJ)。維持投与量は4 g/日以下が望ましいが、それを超える場合は頻回の血中濃度モニターを行う。
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