今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 米盛勧 国立がん研究センター中央病院

監修: 高野利実 がん研有明病院 乳腺内科

著者校正/監修レビュー済:2024/12/25
参考ガイドライン:
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 日本臨床腫瘍学会『原発不明癌診療ガイドライン改訂第2.1版』に基づき、以下について加筆・修正した。
  1. 免疫チェックポイント阻害薬治療を2次治療の選択肢として推奨する。
  1. 包括的がんゲノムプロファイル検査とそれに基づく分子標的治療は推奨され得る。

概要・推奨   

  1. 原発不明癌における精査目的でのFDG-PET(またはPET/CT)は、頭頸部原発不明癌、あるいは単一転移病変と考えられた症例で検討する。それ以外では、ほかの画像診断で原発巣を特定できない場合には検討する(推奨度2、OJG)
  1. 原発不明癌の原発巣精査において組織診断は推奨される(推奨度1、OJG)
  1. 原発不明癌の原発巣の同定に免疫組織化学染色を用いた病理学的診断は推奨される(推奨度1、OJG)
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病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 原発不明癌とは、転移巣が先に発見され、転移のもととなった臓器が不明である癌のことである。
  1. 臨床的に十分な全身検索を行っても原発巣が特定されず、かつ悪性腫瘍が確定診断されている病態と定義される。
  1. 原発巣が自然に消退しているか微小で特定できない、疾患が進行し特定できないなどの状況が推測されている。実際は、さまざまな悪性腫瘍が混在している不均一な疾患グループと考えられている。
  1. 全悪性腫瘍のうち約1~5%を占めるとされる。原因やリスクファクターは特定されていない。転移性腫瘍のため、多くは転移性病変による症状を呈する。
  1. 原発不明癌において特定の治療を行うべきサブグループ(favorable subset)のなかには、再発なく長期生存する例もあり、治癒していると考えられる経過もある。それ以外のグループ(unfavorable subset)は、生存期間中央値は5~13カ月程度で予後不良な病態である。
  1. 治療方針は、以下の2つで大きく異なる。
  1. 1:病態において特定の治療を行うべきサブグループ(favorable subset)
  1. 2:それ以外のグループ(unfavorable subset)
  1. 最終的に解剖で原発巣が特定される患者は30~50%と報告されている。診療医は、原発不明癌とは多くが全経過で原発巣の特定できない病態であることを理解し、「原発巣探し」にこだわらず、1カ月程度を目途に迅速に診断し、治療につなげていくべきである。
  1. まれな病態であり、診療には臨床腫瘍学の総合的な知識や経験を要することが多い。腫瘍内科のある専門医療機関への紹介を推奨する。
問診・診察のポイント  
  1. 「原発不明」との先入観を持たずに、原発を探す意識を持ち問診・診察をする。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
米盛勧 : 報酬額(Henlios,Eisai,Sanofi,Ono,AstraZeneca,MSD,Novartis,Genmab,Gilead),講演料(Novartis,サノフィ(株),アステラス製薬(株),アストラゼネカ(株),ファイザー(株),エーザイ(株),MSD(株),イーライリリー,中外製薬(株),武田薬品工業(株),PDRファーマ,小野薬品工業(株),BMS,ヤンセンファーマ(株),バイエル薬品(株),第一三共(株),ベーリンガーインゲルハイム)[2024年]
監修:高野利実 : 講演料(イーライリリー,第一三共(株),ギリアド・サイエンシズ(株))[2025年]

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