胃食道逆流症(非びらん性胃食道逆流症、逆流性食道炎)

著者: 藤原靖弘 大阪市立大学医学部附属病院消化器内科

監修: 木下芳一 製鉄記念広畑病院

著者校正/監修レビュー済:2019/09/20

概要・推奨  

  1. GERD治療の第1選択薬としてPPIまたはP-CABの投与が勧められる(推奨度2)
  1. PPI抵抗性NERD患者では、逆流と症状の関連を食道pH・インピーダンス検査により専門医により評価することが推奨される(推奨度2)
  1. PPI常用量投与により、効果が不十分な場合にはPPIの増量・分割またはP-CABへのスイッチが推奨される(推奨度2)
  1. PPI抵抗性NERD患者の症状の原因の1つとして食道運動異常症があり、食道内圧検査が行われることが推奨される(推奨度2)
  1. 胸やけ症状を認める患者では、器質的疾患を疑うサイン(40歳以上、癌や潰瘍の既往、NSAIDsを服用、癌の家族歴、 6カ月以内の予期しない体重減少、貧血)がみられない場合には、PPI常用量を1~2週間内服させ、胸やけ症状の変化をみることが推奨される(推奨度2)
  1. 問診票のGERDの診断に対する感度、特異度は平均70%前後であり、GERDの初期診断に有用であり、積極的に使用することが推奨される(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、ボノプラザンについて加筆修正を行った。

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