熱傷 :トップ    
監修: 戸倉 新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科
尹 浩信 熊本大学 皮膚病態治療再建学分野

概要

疾患のポイント:
  1. 熱傷は熱による外傷であり、軽症例を含めると日常診療的によく遭遇するありふれた疾患である。
  1. 重症であれば組織障害は皮膚にとどまらず、全身の臓器に及び、生命に重篤な影響を及ぼすため、局所治療だけでは救命できないことも多い。
 
診断: >詳細情報 
  1. 受傷機転、身体所見から本症を診断する。
 
重症度・予後: >詳細情報 
  1. 熱傷の深度を臨床所見から推定する。
  1. 熱傷の面積を9の法則、5の法則、Lund & Browderの法則から推定する。
  1. Artzの基準に従って重症度を判定する。
  1. 気道熱傷の有無、III度熱傷面積、熱傷面積(全体表面積に対するパーセンテージ)、熱傷予後指数(PBI)、年齢、Burn Indexが予後推定に有用である。
  1. 臨床症状による深度分類:<図表>
  1. 熱傷面積積算定法:<図表>
  1. Artzの基準:<図表>
  1. Parkland法(Baxter法):<図表>
 
治療: >詳細情報 
  1. 受傷機転(閉所での受傷、熱い蒸気や液体の吸引などでの受傷)、身体所見(口または痰中のスス、鼻毛の焦げ、顔面の熱傷など)から気道熱傷の有無を推定する。気道熱傷が疑われる場合には気管挿管を行う。
  1. 熱傷診療アルゴリズム:…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

熱傷初期の検査例
  1. 全身諸臓器の評価が重要である。
○ ショック・気道熱傷・細菌感染の有無を検討する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

熱傷診療アルゴリズム
臨床症状による深度分類
熱傷面積積算定法
Artzの基準
ABLSによる熱傷センターへの紹介基準
Parkland法(Baxter法)
重症熱傷の臨床像
重症熱傷の臨床像
著者校正/監修レビュー済
2018/08/23

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った(変更点なし)。


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