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大腸ポリポーシス

著者: 飯田聡 東京都保健医療公社 豊島病院

監修: 杉原健一 東京医科歯科大学大学院

著者校正/監修レビュー済:2019/08/09

概要・推奨  

  1. FAP患者の大腸内視鏡検査は10歳代前半から開始されることが勧められる(推奨度1)。
  1. 典型的FAPに対する予防的大腸切除を施行する時期は、性別、大腸腺腫の密度、癌化の有無、随伴病変、患者の社会的背景など総合的に考慮したうえで決定する(推奨度2)。
  1. 典型的FAPに対する予防的大腸切除の標準術式は大腸全摘・回腸嚢肛門(管)吻合であるが、直腸に腺腫の数が少ない場合は結腸全摘・回腸直腸吻合が推奨される(推奨度1)。
  1. attenuated FAP (AFAP)に対する治療法については結腸全摘・回腸直腸吻合術も推奨される(推奨度2)。
  1. 臨床的にFAPと診断された患者やAPC遺伝子変異が判明されている家系内で検査を希望する血縁者は遺伝子検査を受けることが推奨される(推奨度2)。
  1. 現在、NSAIDs (Cox-2抑制薬)の腺腫予防ないし治療的投与は推奨されていない(推奨度3)。
 
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 遺伝性大腸癌診療ガイドライン2016に基づき、一部修正を行った。


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