痔核・肛門周囲膿瘍・痔瘻・裂肛

著者: 奥野清隆 阪南市民病院 腫瘍外科センター

監修: 杉原健一 東京医科歯科大学大学院

著者校正/監修レビュー済:2020/01/17
参考ガイドライン:
  1. 日本大腸肛門病学会:肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)診療ガイドライン 2014年版

概要・推奨  

  1. 保存的治療に抵抗性の第23度内痔核の患者には、ゴム輪結紮術(RBL)のほうがバイポーラ凝固法(BPEC)よりも勧められる(推奨度2)
  1. 痔核切除術を受ける患者にLigaSureを用いると手術時間は短縮し、出血量も減少するが、コストがかかり、かつ短期アウトカムには有意差は認められなかった(推奨度3)
  1. 痔核切除術後患者の疼痛緩和に内括約筋切開の追加は勧められる(推奨度2)
  1. 環状粘膜切除術(PPH)は従来のopen hemorrhoidectomy(Milligan-Morgan法)に比較して、術後疼痛は軽度であるが再発率が高いことが長期追跡で示されている(推奨度2)
  1. 硬化療法は第1~2度の内痔核患者に勧められ、侵襲は軽度であるが再発率は高い(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、処方例に説明を追加した。


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