胆管癌(肝門部を含む) :トップ    
監修: 田妻進 広島大学病院 総合内科・総合診療科
伊神剛 梛野正人 名古屋大学 大学院腫瘍外科

概要

疾患のポイント:
  1. 胆管癌とは肝外胆管癌を指し、わが国の肝外胆管の解剖学的定義は“胆道癌取扱い規約”により、下部胆管、中部胆管、上部胆管、肝門部胆管の4つに分類されている。
  1. 胆管癌のリスクファクターは、脂肪摂取、肥満、胆管拡張型の膵・胆管合流異常(先天性胆道拡張症含む)、原発性硬化性胆管炎などである。
 
診断:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 画像検査が重要で、特に造影剤を使用した多列検出器型CT(multidetector-row CT、MDCT) は必須で、胆管周囲の血管への浸潤の有無、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無の評価に有用である。
  1. 黄疸を伴う症例では、MDCT撮影後に胆道ドレナージが必要で、同時に得られる直接胆管像で腫瘍の胆管への進展範囲を評価する。
 
ステージング・合併症評価: >詳細情報 
  1. 胆管癌の進展度は、腫瘍の胆管への進展範囲、胆管周囲の血管への浸潤の有無、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無で決定する。
  1. 各種画像検査の結果を用いて、“胆道癌取扱い規約”および“TNM分類”に従って病期診断をする。
  1. 胆管癌の手術的進行度:<図表>
  1. 胆管癌の総合的進行度:<図表>
  1. UICCのステージ分類:<図表>
 
治療:

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断のための評価例
  1. 全症例でMDCTを行い評価する。
  1. 黄疸例では胆道ドレナージ前に施行し、ドレナージの挿入部位の決定をする。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

胆道癌診断アルゴリズム
胆道癌治療アルゴリズム
肝切除術式と胆管切離線
肝門部胆管癌のBismuth分類
GEM単独療法
S-1単独療法
GEM+CDDP併用療法(GC療法)
著者校正/監修レビュー済
2016/07/21


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