乳幼児健診(小児科) :トップ    
監修: 渡辺博 帝京大学医学部附属溝口病院
吉永陽一郎 吉永小児科医院院長

概要

ポイント:
  1. 多くの自治体では、3~4カ月、1歳6カ月、3歳の健診が行われている。これらは母子保健法で義務づけられている。そのほかに、地域のニーズに合わせ、6カ月、10カ月、1歳、5歳などの健診が行われる。
  1. 集団健診と個別健診が行われる。自治体によっては、年齢により分けられている。
  1. 集団健診には、一定のサービスが提供される、さまざまな職種が関わる、ブックスタートなどのイベントを含めることができる、多職種のミーティングが可能、ほかの母親と知り合える、財政支出が少ない、などのメリットがある。
  1. 一方、集団健診には、日時が限られる、初めて会う医師が診察する、場所が広くプライバシーの保護が甘い、などの短所もある。
  1. 疾病や成長発達の問題などを早期に発見し、対応するための重要な機会である。
  1. 少子化が進んだ近年、子育て支援の場として、また、地域の子育て支援システムの入り口としての乳幼児健診が重要視されてきている。 解説   解説 
  1. 全月年齢を通して、不自然な外傷や親におびえた様子、不潔な衣服などに注意し、虐待のサインを見逃さない。
 
1カ月: >詳細情報 
  1. 保護者の気持ちを問う。育児が現実となり、産後2週間頃より不安や心配が出ている母もいる。産後うつ、抑うつ傾向のみられる母もあり、安心して育児ができる様子かどうかを知る。
  1. 便カラーカードを用いて、便が白い傾向がないかを確認しておく。明るい環境下で見比べる(先天性胆道閉鎖症の否定)。
  1. 体重増加の様子を知る。1日の体重増加が15gを下回らないように。
  1. 心疾患など、先天性の疾病がみつけられていない児もいるため、基本的な診察を丁寧に行う。
  1. 生後2カ月を過ぎたら、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの接種をするように。ロタウイルスワクチン、B型肝炎ワクチンについても伝える。 解説 
 
4~6カ月:ID0011]
  1. 保護者の気持ちを問う。抑うつ傾向のみられる母は約1割いるとの報告もある。
  1. 頚定(首のすわり)、あやすと笑う、追視などの発達を確認する。

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

母乳育児を成功させるための10カ条
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ホッピング反射 12カ月
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離乳ガイド
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非対称性緊張性頚反射(ATNR)
著者校正/監修レビュー済
2016/05/27


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