急性白血病(小児科) :トップ    
監修: 五十嵐隆 国立成育医療研究センター
康勝好 埼玉県立小児医療センター 血液腫瘍科

概要

疾患のポイント:
  1. 急性白血病は最も頻度の高い小児がんで未熟な造血細胞に自律的増殖能の獲得と分化成熟障害が起こり、腫瘍化した病態である。増殖の主たる場所は骨髄であるが、全身のリンパ節や肝臓、脾臓、中枢神経などに浸潤する。
  1. 国内では年間に700~800例程度発症する。急性白血病は、主として急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia、ALL)と急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia、AML)に分けられ、その比率はおよそ3:1である。
  1. 急性白血病の臨床症状は、白血病細胞の増殖による症状として腫瘍熱、骨痛、肝脾腫、リンパ節腫脹などが、また正常造血の低下による症状として貧血や出血傾向などがある。白血病が診断に至る最も頻度の高い症状は発熱である。また、下肢痛などの骨痛は、小児の急性白血病の初発症状として比較的頻度が高い。
 
診断: >詳細情報 
  1. 急性白血病を疑った場合はただちに血液像を含む血液検査を施行する。ほとんどの場合は白血球数の増加または減少、貧血、血小板減少、芽球の出現のいずれかを認め、骨髄穿刺で確定診断に至る。
  1. 急性骨髄性白血病のFAB分類:<図表>
  1. 急性骨髄性白血病のWHO分類:<図表>
  1. 急性骨髄性白血病のリスク分類と治療選択:<図表>
  1. 急性骨髄性白血病の骨髄像:<図表>
  1. 急性リンパ性白血病の骨髄像:<図表>
 
重症度・予後: >詳細情報

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

骨髄穿刺(マルク)
  1. 血液検査から白血病を疑ったときにただちに行う検査であり、大部分の症例では確定診断に至る。
○ まず1)を行う。白血病の可能性があれば2)~5)を行う。

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薬剤監修について:
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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
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(詳細はこちらを参照)

小児急性リンパ性白血病(ALL)の治療アルゴリズム
小児急性骨髄性白血病(AML)の治療アルゴリズム
急性白血病のFAB分類
St. Jude小児病院における小児ALLの治療成績の時代的変遷
急性骨髄性白血病の骨髄像
急性リンパ性白血病の骨髄像
著者校正/監修レビュー済
2016/06/30


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