嘔吐・下痢(小児科) :トップ    
監修: 五十嵐隆 国立成育医療研究センター
三平 元 ひがしまつど小児科

概要

症状のポイント: >詳細情報 
  1. 5歳以下の小児では胃腸炎に1~2回/年程度罹患し、嘔吐・下痢を主訴とする受診は比較的多い。
  1. 考えるべき疾患は年齢や症状により多岐にわたる。
  1. 急性の嘔吐+下痢あるいは下痢単独であれば、急性胃腸炎をまずは考える。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. 意識障害、バイタルサインの変動を伴う際には重症脱水、低血糖、急性腹症(外科疾患)、中枢神経系の異常(感染症、腫瘍、出血)などを念頭に置く。
  1. まれではあるが嘔吐を来す緊急性が高い疾患に心筋炎、糖尿病ケトアシドーシスが挙げられる。
 
症状治療診断的治療: >詳細情報 
  1. 胃腸炎に伴う下痢の改善(回数の減少、期間の短縮)に関して、有効性が確実に証明された治療法はない。
 
診断へのアプローチ: >詳細情報 
  1. 嘔吐・下痢の持続時間や性状について確認する。症状の持続が長い場合には、まずは脱水の有無についての評価を行い、補液の必要性の有無について判断をくだす。また血便の有無について必ず確認しておく。
  1. 腹痛を伴っていれば、腹痛の部位や程度についても確認する。しかし、問診で本人からこれを聞きだせるのは早くても4~5歳頃からであり、それ以降の年齢であっても訴えはしばしば不明確である。
  1. 周囲で同様の症状を呈しているものがいるか、最近食べた食事の中で不衛生な食品(加熱不十分なものや汚染されていたものなど)があったかについては必ず確認する。
  1. 薬剤性の嘔吐や下痢もあることから、現在服用している薬に関しても確認を行う。
 
専門医相談のタイミング >詳細情報 
  1. 重篤な疾患( 

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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著者校正/監修レビュー済
2017/01/20