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評価・治療例(詳細)
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概要・推奨
疾患のポイント:- 中耳炎は急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の4つに分類される。そのうち、慢性中耳炎とは、反復性あるいは持続性の耳漏と伝音難聴を伴い、主に中耳の粘膜、骨の慢性的な炎症が起きた状態である。
- 慢性中耳炎は幼少時の急性中耳炎の遷延化や反復により、鼓膜に永久穿孔が生じて発症する。
- 感冒時などの活動期は膿粘性耳漏が主症状であるが、非活動期の耳内は乾燥していて難聴のみが症状である。
診断:
>詳細情報 - 幼少時より中耳炎を反復し、耳漏を繰り返し聴力が徐々に悪化する場合に考慮する。
- 側頭骨高分解能CT所見(軸位断と冠状断)で、乳突部・鼓室腔の陰影(<図表>)や石灰化をみる。MRIは得られる所見が少なく、通常は必要でない。
- 右慢性穿孔性中耳炎の鼓膜:<図表>
- 右慢性穿孔性中耳炎のCT像(軸位断):<図表>
- 両側慢性穿孔性中耳炎の聴力像(混合難聴):…
疾患のポイント:
- 中耳炎は急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の4つに分類される。そのうち、慢性中耳炎とは、反復性あるいは持続性の耳漏と伝音難聴を伴い、主に中耳の粘膜、骨の慢性的な炎症が起きた状態である。
- 慢性中耳炎は幼少時の急性中耳炎の遷延化や反復により、鼓膜に永久穿孔が生じて発症する。
- 感冒時などの活動期は膿粘性耳漏が主症状であるが、非活動期の耳内は乾燥していて難聴のみが症状である。
診断:
>詳細情報

- 幼少時より中耳炎を反復し、耳漏を繰り返し聴力が徐々に悪化する場合に考慮する。
- 側頭骨高分解能CT所見(軸位断と冠状断)で、乳突部・鼓室腔の陰影(<図表>)や石灰化をみる。MRIは得られる所見が少なく、通常は必要でない。
- 右慢性穿孔性中耳炎の鼓膜:<図表>
- 右慢性穿孔性中耳炎のCT像(軸位断):<図表>
- 両側慢性穿孔性中耳炎の聴力像(混合難聴):…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■慢性中耳炎の治療例
■
慢性中耳炎の治療例
- 耳漏の出現など急性増悪に対しては保存的治療で対処できるが、根治治療は手術療法である。鼓膜穿孔が存在すれば、徐々に聴力が悪化するため、原則的に手術適応となる。
- 保存的治療は、肉芽やdebrisの除去などの局所清掃、点耳薬(抗菌薬、ステロイド薬)などの投与、抗菌薬の点滴である。
- 耳漏出現時(急性増悪時)の治療
○ 1)もしくは必要に応じて1)2)を併用する。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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