喉頭腫瘍(白斑症、乳頭腫、癌) :トップ    
監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院
塩谷彰浩 防衛医科大学校 耳鼻咽喉科学講座

概要

疾患のポイント:
  1. 喉頭腫瘍とは、文字通り喉頭に発生する腫瘍である。
  1. 喉頭にはさまざまな腫瘍が発生するが、良性腫瘍のなかでは乳頭腫が、悪性腫瘍のなかでは扁平上皮癌が最も多い。
 
声帯白斑症: >詳細情報 
  1. 声帯白斑症は、声帯に白色病変を認める場合に用いる臨床症候名である。良悪性の鑑別のための生検が必須である。
 
喉頭乳頭腫: >詳細情報 
  1. 喉頭乳頭腫とは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって起こる比較的まれな喉頭の良性腫瘍である。喉頭乳頭腫には若年型と成人型があり、若年型喉頭乳頭腫はHuman Papillomavirus(HPV)6型および11型が腫瘍形成に関与し、多発性再発性傾向が強く、難治性である。
 
喉頭癌: >詳細情報 
  1. 喉頭癌は喫煙が最大の発癌危険因子で、声門癌(65~70%)、声門上癌(30~35%)、声門下癌(稀)に分類され、声門癌T1は放射線でも手術でも80~90%制御可能で、喉頭癌全体でも65~70%の5年生存率が得られる。
  1. 進行癌では喉頭全摘出術が選択されることが多かったが、化学放射線治療や喉頭機能温存手術により、喉頭機能を温存する努力がなされている。
  1. 喉頭癌の治療アルゴリズム:アルゴリズム
  1. ASCOによる喉頭癌治療における喉頭温存ガイドライン:アルゴリズム
臨床のポイント:
  1. 白斑症では、良悪性の判定のため生検が必要である。
  1. 喉頭癌は喫煙が最大の危険因子である。

追加情報ページへのリンク

  • 喉頭腫瘍(白斑症、乳頭腫、癌)に関する詳細情報
  • 喉頭腫瘍(白斑症、乳頭腫、癌)に関するエビデンス・解説 (1件)
  • 喉頭腫瘍(白斑症、乳頭腫、癌)に関する画像 (9件)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

喉頭癌の治療アルゴリズム
ASCOによる喉頭癌治療における喉頭温存ガイドライン
喉頭癌TNM分類
声帯白斑症の喉頭内視鏡所見
喉頭乳頭腫の喉頭内視鏡所見
喉頭癌の喉頭内視鏡所見
著者校正/監修レビュー済
2018/07/04