耳鳴 :トップ    
監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院
谷口雄一郎 東京慈恵会医科大学附属病院 耳鼻咽喉科

概要

症状のポイント:
  1. 耳鳴とは、音がしていないのにもかかわらず、何かが聞こえるように感じる現象である。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. 脳幹部病変によって自覚的耳鳴が惹起されることがある。神経学的所見をしっかりと取り、場合によってはCTやMRIを躊躇することなく行ったり、専門医に相談する。

症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. 治療は原因疾患による。純粋な耳鳴症のみであれば抗不安薬や、耳鳴り順応療法(tinnitus retraining therapy、TRT)で症状を緩和できる可能性もある。難聴が存在する場合、補聴器で外界の音を聞こえやすくすると、耳鳴の自覚的苦痛度が低下することもある。
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 心因性耳鳴や、全身疾患に伴う耳鳴であれば、各専門医に紹介する。
 
診断へのアプローチ:(身体診察: >詳細情報 ・鑑別疾患: 鑑別疾患 ・アルゴリズム:アルゴリズム
  1. 耳鳴は、末梢性と中枢性、自覚的と他覚的に分類される。原因疾患として感音難聴が多く、次いで中耳疾患などの伝音難聴である。難聴がない症例もある。耳鳴の発生機序はいまだ解明されていない部分が多い。
  1. 耳鳴の性状を聞く、随伴症状の有無を確認することが大事である。
  1. 頻度高い疾患: >詳細情報 
  1. 中耳疾患、急性感音難聴、メニエール病、中枢性耳鳴、内耳性難聴に伴う慢性的な耳鳴
  1. 重篤な疾患: >詳細情報 

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

初診時検査例
  1. 耳鳴の発生状況、難聴の有無、その他症状の合併を必ず確認する。
○ 病態に応じて適宜行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

耳鳴の鑑別アルゴリズム
著者校正/監修レビュー済
2016/08/05