デンタルインプラント

著者: 宮本郁也1) 岩手医科大学 歯学部口腔顎顔面再建学講座口腔外科学分野

著者: 高橋哲2) 東北大学 顎顔面外科学分野・口腔外科学分野

監修: 近津大地 東京医科大学

著者校正/監修レビュー済:2019/01/29

概要・推奨  

ポイント:
  1. デンタルインプラント(人工歯根)とは、歯の欠損を補綴(歯の欠損が起こった後、歯や歯周組織、歯槽骨、顎骨等の欠損部を人工物で修復すること)する装置の一種。歯が欠損している骨にインプラント(ネジ)を埋め込み、そのネジを土台にして人工の歯を装着する治療法である。近年、高い成功率を背景に急速に普及している。
  1. インプラントの材料としては、主に骨結合性インプラントが用いられ、チタンやハイドロキシアパタイトといった生体適合性のよい材料を(顎)骨内に埋入し治癒させる。
  1. 治癒期間中にインプラントと骨が結合(オッセオインテグレーション)する。その後、上部構造(義歯)を装着する。
  1. なお、補綴方法には多数の種類があり、一長一短がある。一般的には、少数歯欠損の場合は固定性の補綴装置、無歯顎のような多数歯欠損の場合はインプラント支台のオーバーデンチャーを選択することが多い。
  1. インプラント補綴治療の流れ:<図表>
  1. 印象方法の分類:<図表>
  1. 間接印象法の分類:<図表>
 
予後:
  1. 通常の治療結果は、5年で95%以上、10年で90%以上の成功率であり長期的に安定した治療法である。なお、オッセオインテグレーション獲得のための治癒期間は、下顎は3カ月、上顎は6カ月である。
 
合併症:
  1. 手術後の感染、神経損傷や上顎洞炎、機能後のインプラント周囲骨吸収、補綴装置の破折などのトラブルもみられる。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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