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図表
- 新鮮指屈筋腱損傷の代表例
- 新鮮指屈筋腱損傷の代表例
- 新鮮指屈筋腱損傷の代表例
- 新鮮指屈筋腱損傷の代表例
- Zone 2での中指、環指、小指屈筋腱断...
- 腱縫合後のリハビリテーション(伸展制限副...
- 屈筋腱損傷部位の国際分類(示指~小指)
- FDS単独損傷
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- 20歳、男性。ナイフによる小指屈筋腱損傷...
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評価・治療例(詳細)
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概要・推奨
疾患のポイント:- 指屈筋腱は前腕にある指屈筋から前腕部で腱に移行し、手根管内を通り母指から小指の末節骨に停止する腱である。母指は長母指屈筋腱(FPL)のみであるが、示指から小指は中節骨に停止する浅指屈筋腱(FDS)と末節骨に停止する深指屈筋腱(FDP)からなる。
- 手関節疾患や有鉤骨鉤骨折後など、明らかな外傷がなくとも屈筋腱が摩耗により断裂する場合もある。
診断: >詳細情報 - 手指から手関節部の手掌側の切創や外傷で手指の自動屈伸が困難な場合は、屈筋腱断裂の診断は容易である。
- 非外傷の場合に多いのは有鈎骨鈎部でのFDP断裂であるが、この場合は主に小指に発生する。DIP関節の自動屈曲運動が困難となる。
- 手指の安静位の状態を観察し、屈筋腱断裂の断裂部位[Zone]を考える。
- FDS単独断裂の場合は指の自動屈曲は可能であるが、FDS testは陽性である。FDP単独損傷ではPIP屈曲は可能であるが指全体の屈曲は低下し、DIP屈曲が不能となる
- Zone 2での中指、環指、小指屈筋腱断裂:<図表>
- 屈筋腱損傷部位の国際分類(示指~小指):<図表>
- 屈筋腱損傷部位の国際分類(母指):<図表>
治療: >詳細情報 - 新鮮屈筋腱損傷は速やかに手術治療を行う。新鮮外傷で腱の欠損がない場合は腱縫合術を行う。腱欠損例、陳旧例などは腱移植術を行う。腱縫合後や腱移植後は、必ず専門的なリハビリテーションを必要とする。
- 陳旧例で関節拘縮がある場合は、関節拘縮を改善させるためのリハビリテーションを行い、関節拘縮を除去したうえで手術治療を検討する。
- 腱縫合法:<図表>…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■診断のための評価例
- 腱断裂が明らかな場合は検査は必要ないが、通常、外傷時には手指単純X線にて評価を行う。
疾患のポイント:
- 指屈筋腱は前腕にある指屈筋から前腕部で腱に移行し、手根管内を通り母指から小指の末節骨に停止する腱である。母指は長母指屈筋腱(FPL)のみであるが、示指から小指は中節骨に停止する浅指屈筋腱(FDS)と末節骨に停止する深指屈筋腱(FDP)からなる。
- 手関節疾患や有鉤骨鉤骨折後など、明らかな外傷がなくとも屈筋腱が摩耗により断裂する場合もある。
診断: >詳細情報
- 手指から手関節部の手掌側の切創や外傷で手指の自動屈伸が困難な場合は、屈筋腱断裂の診断は容易である。
- 非外傷の場合に多いのは有鈎骨鈎部でのFDP断裂であるが、この場合は主に小指に発生する。DIP関節の自動屈曲運動が困難となる。
- 手指の安静位の状態を観察し、屈筋腱断裂の断裂部位[Zone]を考える。
- FDS単独断裂の場合は指の自動屈曲は可能であるが、FDS testは陽性である。FDP単独損傷ではPIP屈曲は可能であるが指全体の屈曲は低下し、DIP屈曲が不能となる
- Zone 2での中指、環指、小指屈筋腱断裂:<図表>
- 屈筋腱損傷部位の国際分類(示指~小指):<図表>
- 屈筋腱損傷部位の国際分類(母指):<図表>
治療: >詳細情報
- 新鮮屈筋腱損傷は速やかに手術治療を行う。新鮮外傷で腱の欠損がない場合は腱縫合術を行う。腱欠損例、陳旧例などは腱移植術を行う。腱縫合後や腱移植後は、必ず専門的なリハビリテーションを必要とする。
- 陳旧例で関節拘縮がある場合は、関節拘縮を改善させるためのリハビリテーションを行い、関節拘縮を除去したうえで手術治療を検討する。
- 腱縫合法:<図表>…
■診断のための評価例
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診断のための評価例
- 腱断裂が明らかな場合は検査は必要ないが、通常、外傷時には手指単純X線にて評価を行う。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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