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概要・推奨
疾患のポイント:- 鼻性NK/T細胞リンパ腫(nasal NK/T-cell lymphoma)とは、従来、その本態が不明であったために、進行性鼻壊疽、致死性正中肉芽腫症、悪性肉芽腫症、多形細網症、悪性組織球症など多種多様の名称で呼ばれていた疾患の新しい名称である。
- 1980年代になって、腫瘍細胞がT細胞とNK細胞の表面形質を有することから鼻性NK/T細胞リンパ腫という名称が提唱され、2001年に改訂された悪性リンパ腫のWHO分類にもこの名称で記載された。
- 鼻腔や咽頭に初発し、顔面正中部に沿って進行する破壊性の壊死性肉芽腫性病変が主体である。
- 病因的には、EBウイルスが発症に深く関わっており、EBウイルス関連腫瘍として扱われている。
- 鼻性NK/T細胞リンパ腫の特徴:<図表>
診断:
>詳細情報 - 本リンパ腫は生検組織によるH-E染色では確定診断が困難である。したがって、生検組織で免疫組織染色とin situ hybridization法でNK細胞の表面抗原(CD56)とEBER1が陽性の腫瘍細胞を同定することが確定診断となる。
- 鼻性NK/T細胞リンパ腫の特徴:<図表>
- 顔面所見:<図表>
- 鼻内所見:<図表>
- 咽喉頭所見:<図表>
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■リンパ腫で行う標準的検査
疾患のポイント:
- 鼻性NK/T細胞リンパ腫(nasal NK/T-cell lymphoma)とは、従来、その本態が不明であったために、進行性鼻壊疽、致死性正中肉芽腫症、悪性肉芽腫症、多形細網症、悪性組織球症など多種多様の名称で呼ばれていた疾患の新しい名称である。
- 1980年代になって、腫瘍細胞がT細胞とNK細胞の表面形質を有することから鼻性NK/T細胞リンパ腫という名称が提唱され、2001年に改訂された悪性リンパ腫のWHO分類にもこの名称で記載された。
- 鼻腔や咽頭に初発し、顔面正中部に沿って進行する破壊性の壊死性肉芽腫性病変が主体である。
- 病因的には、EBウイルスが発症に深く関わっており、EBウイルス関連腫瘍として扱われている。
- 鼻性NK/T細胞リンパ腫の特徴:<図表>
診断:
>詳細情報

- 本リンパ腫は生検組織によるH-E染色では確定診断が困難である。したがって、生検組織で免疫組織染色とin situ hybridization法でNK細胞の表面抗原(CD56)とEBER1が陽性の腫瘍細胞を同定することが確定診断となる。
- 鼻性NK/T細胞リンパ腫の特徴:<図表>
- 顔面所見:<図表>
- 鼻内所見:<図表>
- 咽喉頭所見:<図表>
■リンパ腫で行う標準的検査
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リンパ腫で行う標準的検査
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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