今日の臨床サポート

鼻性NK/T細胞リンパ腫

著者: 高原幹 旭川医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

監修: 森山寛 東京慈恵会医科大学附属病院

著者校正/監修レビュー済:2022/02/16
患者向け説明資料

概要・推奨   

  1. 診断において腫瘍細胞のCD56発現とEBウイルスの同定が重要である(推奨度1)
  1. 限局期の鼻性NK/T細胞リンパ腫においてはRT-2/3DeVIC療法を行うことが推奨される(推奨度1)
  1. 進行期の鼻性NK/T細胞リンパ腫においてはSMILE療法を行うことが推奨される(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
高原幹 : 特に申告事項無し[2022年]
監修:森山寛 : 特に申告事項無し[2022年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、ガイドラインに沿って標準治療を追記した。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 鼻性NK/T細胞リンパ腫(nasal NK/T-cell lymphoma)とは、従来、その本態が不明であったために、進行性鼻壊疽、致死性正中肉芽腫症、悪性肉芽腫症、多形細網症、悪性組織球症など多種多様の名称で呼ばれていた疾患の新しい名称である。
 
鼻性NK/T細胞リンパ腫の特徴

 
  1. 1980年代になって、腫瘍細胞がT細胞とNK細胞の表面形質を有することから鼻性NK/T細胞リンパ腫という名称が提唱され、2001年に改訂された悪性リンパ腫のWHO分類にもこの名称で記載された。
  1. 鼻腔や咽頭に初発し、顔面正中部に沿って進行する破壊性の壊死性肉芽腫性病変が主体である。
  1. 肺、皮膚、消化管などの他臓器への浸潤やリンパ腫関連血球貪食症候群(lymphoma associated hemophagocytic syndrome、 LAHS)が高頻度に出現し、非常に予後が不良である。
  1. 病理組織では広範囲な肉芽組織と炎症性細胞浸潤が認められるため、HE染色では診断が非常に困難である。
  1. 病因的には、EBウイルスが発症に深く関わっており、EBウイルス関連腫瘍として扱われている。
問診・診察のポイント  
  1. 鼻閉および血清鼻漏などの鼻症状

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから