排便障害とストマ管理(在宅医療) :トップ    
監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部
岡田晋吾 北美原クリニック

概要

ポイント
  1. 在宅医療を受ける患者は排便障害を呈することが多い。
  1. 排便の情報の共有には、ブリストル排便スケールや排便日誌などを用いると情報を共有しやすく、状況が伝わりやすい。
 
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  1. 活動性が低下している在宅患者の多くは便秘を伴うことが多く、定期的な排便を促すために整腸薬や下剤を投与していることが多い。便秘の患者を初めてみた場合には、原因を評価し、便秘の状態・分類に応じて薬剤を選択する。
  1. 2017年に発行された慢性便秘症の診療ガイドラインでは分類や診断、疾患について細かく書かれているが、在宅の患者では高齢者が多く、詳しい検査が不可能なことも多い。簡易的な分類法が使いやすい。
  1. 慢性便秘(症)の分類:<図表>
  1. 機能性便秘の場合には、基本的に水分・食物繊維を積極的に摂取し、運動をするように指導する。
  1. けいれん性便秘の場合には、腸管に刺激を与えるような食事はなるべく控える。ストレスが原因となっている場合もあるので休養を十分にとれるように配慮する。
  1. 在宅で緩和治療としてオピオイド系薬による便秘に対して、オピオイド誘発性便秘症治療薬使用を考える。
  1. 高齢者の便秘の原因:<図表>
  1. 便秘の分類:<図表>
  1. 機能性便秘の分類:…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

便秘
  1. 便秘の種類を考えて対応を考える。水分補給、食物繊維の摂取なども併せて考える。
○ 器質的疾患など原因を除去できる場合は下記の処方を考慮する。治療する場合は1)を第1選択とする。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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著者校正/監修レビュー済
2018/07/04