在宅歯科医療と口腔ケア(在宅医療)

著者: 花形哲夫1) 花形歯科医院

著者: 田村文誉2) 日本歯科大学附属病院

監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部

著者校正済:2019/03/04
現在監修レビュー中


概要・推奨  

  1. 在宅歯科診療は、地域におけるかかりつけ歯科医が、基礎疾患を有する要介護高齢者や障害者など在宅や施設等で療養する状態になり、通院不可能になった患者に対して継続して、適切、安全かつ良質な診療室とほぼ同じ歯科医療を訪問して提供できるものである。
  1. 誤嚥性肺炎の予防において口腔ケアは有効である。
  1. 歯科医師・歯科衛生士等が行う専門的口腔ケアとしての口腔健康管理には、一連の口腔清掃を中心とした口腔衛生管理と、口腔の働き(摂食嚥下・咀嚼・発音・呼吸等)の維持・向上を目的とした口腔機能管理がある。
  1. ホームケアとしての口腔ケアと専門的口腔ケアを実施するためには、患者・介護者や介護・医療職との連携、協働、情報の共有が不可欠である。
  1. 地域(医療機関と在宅チーム)が一体となったネットワーク(地域連携クリティカルパス)の構築が重要である。
  1. 保険医療機関においては、医療保険・介護保険での在宅歯科診療の実施・療養管理が認められ、算定要件が更新された。また、小児期からの通院困難な小児に対する歯科訪問診療を充実させる観点から、口腔衛生指導や口腔機能管理等を包括した評価が認められた。
 
  1. 注:本項は、2018年4月1日より改訂された医療保険診療報酬・介護保険報酬についての資料をまとめたものです。ただし、厚生労働省からの資料が完全に出揃っていないこと、資料の内容が変更される場合があることから、厚生労働省保険局医療課「事務連絡」による疑義解釈をご確認ください。また介護報酬の根拠となる厚生労働省告示で定められている単位数表に基づいて掲載していますが、その他に解釈を補う通知(留意事項通知)や、別に定めるなどを規定する関係告示、事務連絡によるQ&Aなどがあるのでご確認ください。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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