蛋白漏出性胃腸症

著者: 篠村恭久 川西市医師会メディカルセンター

監修: 上村直実 国立国際医療研究センター 国府台病院

著者校正/監修レビュー済:2020/03/26

概要・推奨  

  1. 腸リンパ管拡張症患者には、低脂肪食と中鎖脂肪酸(medium-chain triglyceride、 MCT)の補充が推奨される(推奨度2)。
  1. Ménétrier病患者にはH. pyloriの除菌が推奨される(推奨度2)。
  1. Ménétrier病患者にはプロトンポンプ阻害薬(PPI)による治療を試みることが推奨される(推奨度2)。
  1. Cronkhite-Canada症候群に対してステロイド治療を試みることが推奨される(推奨度2)。
  1. 薬物治療によって蛋白漏出が改善しないMénétrier病患者では、胃全摘術を考慮することが勧められる(推奨度2)。
  1. 蛋白漏出性胃腸症を伴う収縮性心内膜炎の患者には、心膜切除術が推奨される(推奨度2)。
  1. Ménétrier病難治症例には、抗EGFR抗体による治療を考慮することが推奨される(推奨度3)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った(変更なし)。


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