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膵管内乳頭粘液性腫瘍、粘液性嚢胞腫瘍

著者: 鈴木裕1) 杏林大学 消化器・一般外科

著者: 杉山政則2) 東京労災病院 院長

監修: 下瀬川徹 みやぎ県南中核病院企業団

著者校正/監修レビュー済:2020/04/03
参考ガイドライン:
  1. 国際膵臓学会(IEP):IPMN国際診療ガイドライン2017

概要・推奨  

  1. 分枝膵管型IPMNの手術適応の決定に最も重要なのは嚢胞内の壁在結節である。壁在結節は有無のみでなく、その径も重要である(推奨度1)
  1. MCNは比較的予後良好な腫瘍であり、壁在結節などの悪性を示唆する所見があれば定型手術が必要であるが、それ以外は縮小手術が可能である(推奨度1)
  1. IPMNには通常型膵癌の合併が多く、IPMNのみでなく膵全体の精査が必要である(推奨度1)
  1. IPMNには他臓器癌、特に胃癌や大腸癌などの消化器癌が多いため、膵臓の精査のみでなく定期的な消化管スクリーニング検査が必要である(推奨度1)
  1. IPMNの画像診断はMRI(MRCP)を中心に、壁在結節を疑う場合はEUSを施行する(推奨度1)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った(ガイドラインについては前回改訂時に反映済み)。
  1. IPMN国際診療ガイドライン2017により、分枝膵管型IPMNの切除適応のなかに壁在結節径や嚢胞の増大径などが具体的に示され、より分かりやすい内容に改訂された。

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