抗菌薬(薬理) :トップ    

中原 保裕1) 『今日の臨床サポート』編集部2) 1)(有)ファーマシューティカルケア研究... 2)

概要

まとめ:
  1. 抗菌薬は、細胞壁や蛋白質やDNA-RNAの合成を阻害するか細胞膜障害作用することにより細菌感染症を治療する作用(抗菌活性)を持つ。それぞれ、細胞壁の合成を阻害する薬剤として、βラクタム系阻害薬、グリコペプチド系抗菌薬などが、また、タンパク質合成を阻害する抗菌薬として、アミノグリコシド系抗菌薬、マクロライド系抗菌薬、テトラサイクリン系抗菌薬などが、DNA-RNAの合成を阻害する抗菌薬として、キノロン系抗菌薬、ST合剤が、細胞壁障害作用を持つ抗菌薬として、ポリペプチド系抗菌薬が知られている。(下記薬効分類)
  1. なお、βラクタム系抗菌薬は、さらに細かく、ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系、ペネム系、モノバクタム系に細分類され、それらの薬剤はβラクタム環を基本構造として共有している。
  1. 抗菌薬の作用機序:<図表>
 
薬効分類:
  1. 細胞壁の合成を阻害して作用する抗菌薬
  1. βラクタム系抗菌薬
  1. ペニシリン系
  1. セフェム系
  1. カルバペネム系
  1. ペネム系
  1. モノバクタム系
  1. グリコペプチド系
  1. ホスホマイシン系
  1. タンパク質の合成を阻害して作用する抗菌薬
  1. アミノグリコシド系
  1. マクロライド系
  1. リンコマイシン系
  1. テトラサイクリン系
  1. オキサゾリジノン系
  1. ストレプトグラミン系
  1. クロラムフェニコール系
  1. DNA-RNAの合成を阻害して作用する抗菌薬
  1. キノロン系
  1. サルファ剤
  1. ST合剤
  1. リファンピシン
  1. <…

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著者校正/監修レビュー済
2016/04/22