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過活動膀胱

著者: 吉田正貴 国立長寿医療研究センター 泌尿器外科

監修: 松田公志 関西医科大学 泌尿器科学教室

著者校正/監修レビュー済:2020/01/17
参考ガイドライン:
  1. 日本排尿機能学会編:過活動膀胱診療ガイドライン第2版(2015)
  1. [https://www.urol.or.jp/top.html日本泌尿器科学会]:男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン(2017)
  1. [https://www.urol.or.jp/top.html日本泌尿器科学会]:女性下部尿路症状診療ガイドライン第2版(2019)

概要・推奨  

薬剤承認情報
2019年12月20日 ボトックス注用 (A型ボツリヌス毒素)A型ボツリヌス毒素製剤
  1. 過活動膀胱の治療薬として、以下の薬剤は推奨される(推奨度2)。
  1. 抗コリン薬:バップフォー、ベシケア、ステーブラ、ウリトス、デトルシトール、トビエース
  1. β3受容体作動薬:ベタニス、ベオーバ
  1. 経皮吸収型製剤:ネオキシテープ
  1. 前立腺肥大症の治療薬のα1遮断薬(ハルナール、ユリーフ)は過活動膀胱症状も改善するので推奨される(推奨度2)。
  1. 男性の過活動膀胱に対して、α1遮断薬と抗コリン薬の併用療法は、それぞれの単独療法より優れている(推奨度2)。
  1. α1遮断薬単独治療で過活動膀胱の症状が残存する男性患者に対して、抗コリン薬の併用は推奨される(推奨度2)。
  1. β3受容体作動薬と抗コリン薬の併用療法は過活動膀胱に対する2次薬物療法として推奨される(推奨度2)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
定期レビューを行い、下記についての内容に関する加筆修正を行った。
  1. 過活動膀胱治療薬としてβ3作動薬のベオーバが承認された。
  1. β3作動薬と抗コリン薬の併用療法に関するエビデンスが追加された。

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