孤立性乳管内乳頭腫・乳管内乳頭腫症 :トップ    
監修: 中村清吾 昭和大学医学部外科学講座乳腺外科学部門
桑山隆志 昭和大学 乳腺外科

概要

疾患のポイント:
  1. 乳管内乳頭腫とは、乳管内に発生する乳頭状の良性腫瘍で、血管結合組織を軸とした上皮細胞と筋上皮細胞の増殖である。
  1. 発生部位の違いにより中枢性および末梢性に分類され、中枢性のものは孤立性乳管内乳頭腫、末梢性のものは乳管内乳頭腫症とも呼ばれる。
  1. 乳頭分泌やマンモグラフィ・超音波などの画像検査の異常によりみつかることが多い。
  1. 血性乳頭分泌を来す患者のうち56.6%が乳管内乳頭腫であるが、33.2%は乳癌と診断され、鑑別診断が最も重要である。 エビデンス 
 
診断:アルゴリズム  >詳細情報 
  1. 血性乳頭分泌を認め、画像診断や組織診にて乳癌の鑑別が可能である場合、乳管内乳頭腫の診断となる。  エビデンス 
  1. 通常のマンモグラフィ、乳管造影マンモグラフィや超音波検査、乳管内視鏡のほか、本疾患を想起する場合は分泌物の細胞診やCEA測定を行う。ただし、分泌物の細胞診・分泌物中のCEA濃度測定などが有用とされているが、偽陰性症例も多い。
  1. 乳管内乳頭腫の乳管造影:<図表>
 
重症度・予後: >詳細情報 

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

血性乳頭分泌の評価のための検査例
  1. 血性乳頭分泌を認め、画像診断や組織診にて乳癌の鑑別が可能である場合、乳管内乳頭腫の診断となる。
  1. マンモグラフィや超音波検査のほか、本疾患を想起する場合は分泌物の細胞診やCEA測定を行う。
○ 乳癌との鑑別のために1)2)3)4)の検査を行う。

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薬剤監修について:
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異常乳頭分泌に対する診断アルゴリズム
乳管内乳頭腫の乳管造影
microdochectomy
著者校正/監修レビュー済
2017/01/26