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発達障害(自閉スペクトラム症・ADHD)

著者: 岡田俊 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所

監修: 上島国利 昭和大学

著者校正済:2020/06/05
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. 児童・青年期精神疾患の薬物治療ガイドライン
  1. 子どもの注意欠如・多動性障害(ADHD)の診断・治療ガイドライン第4版
  1. 特異的発達障害診断・治療のための実践ガイドライン -わかりやすい診断手順と支援の実際

概要・推奨  

  1. 自閉スペクトラム症の治療に当たっては、薬物療法だけでなく行動療法を組み合わせるほうが有効性が高い(推奨度1)。
  1. 自閉スペクトラム症の児童の、易刺激性、多動、常同行動にアリピプラゾールは有効である(推奨度1)。
  1. 自閉スペクトラム症の児童の、易刺激性、反復行動、引きこもりにリスペリドンは有効である(推奨度1)。
  1. ADHD治療薬の効果は、リスデキサンフェタミン、メチルフェニデート徐放錠、グアンファシン徐放性製剤、アトモキセチンの順である(推奨度1)。
  1. ADHD症状寛解後の薬剤の中止は、小児・成人ともに治療薬の継続に比べて再燃・再発率を上昇させるが、生活の質については小児では悪化するものの、成人では有意な変化がない(推奨度1
  1. トゥレット症のチック症状に対してアリピプラゾールはハロペリドールと同等の有効性を示し、錐体外路性副作用は少ない(ただし、本邦では適応外処方)(推奨度2
  1. 神経発達症の睡眠障害に対しては、メラトニンの投与が有効である(推奨度2
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 厚生労働科学研究「発達障害を含む児童・思春期精神疾患の薬物治療ガイドライン作成と普及(中村和彦班)」「向精神薬の処方実態の解明と適正処方を実践するための薬物療法ガイドラインに関する研究(三島和夫班)」の成果を反映した。
  1. 「ビバンセカプセル20mg、30mg」「メラトベル顆粒小児用0.2%」の承認を反映した。


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