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図表
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評価・治療例(詳細)
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概要・推奨
薬剤承認情報
2020年3月25日 ベオビュ硝子体内注射用キット (ブロルシズマブ(遺伝子組換え))眼科用VEGF 阻害剤(ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体一本鎖Fv断片)
疾患のポイント:- 加齢黄斑変性(age-related macular degeneration、AMD)は加齢に基づく黄斑異常の総称であり、前駆期とAMDに分けられ、さらにAMDは滲出型と萎縮型に分けられる。萎縮型は黄斑に地図状萎縮が生じる。治療法はない。滲出型には脈絡膜新生血管(choroidal neovascularization、CNV)に基づく病変と、CNVを伴わない1乳頭径以上の網膜色素上皮剥離が含まれる。CNVによる滲出型加齢黄斑変性(AMD)の特殊型としてポリープ状脈絡膜血管症(Polypoidal choroidal vasculopathy、PCV)と網膜血管腫状増殖(retinal angiomatous proliferation、RAP)とがある。
- 問診では、①片眼性か両眼性か、②罹病期間、③以前の治療歴、④アレルギー、蛍光眼底造影、脳梗塞(抗VEGF薬の投与)、肝機能障害(光線力学療法)の有無の4つのポイントを押さえて必要な情報を得る。
診断: >詳細情報 - 50歳以上、黄斑(中心窩を中心に半径3,000μmの範囲)に出血、滲出を認めたら滲出型AMDを想起する。
- 光干渉断層計検査(OCT)、フルオレセイン蛍光造影(FA)、インドシアニングリーン蛍光造影(IA)を行う。
- FA、IAにより病型(CNVによるAMD、PCV、RAP)を診断する。病変と中心窩との位置をFA、OCTで確認する。
重症度・予後: >詳細情報 - 滲出型AMD、PCVのいずれにおいても視力予後にはCNVの位置(中心窩とそれ以外、網膜色素上皮の上と下)、中心窩の出血、特に網膜下出血や滲出の量や持続期間が関係する。
治療: >詳細情報 - CNV、PCVの異常血管網とポリープが、中心窩外にあれば視力にかかわらずレーザー…
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検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。
■初診時の病型と視力検査
- FA、IAにより、CNVによる滲出型加齢黄斑変性(AMD)、ポリープ状脈絡膜血管症(PCV)、網膜血管腫状増殖(RAP)を診断する。
- FA、OCTにより、病変と中心窩との位置を確認する。
○ OCT、FA、IA検査を行う。
薬剤承認情報
2020年3月25日 ベオビュ硝子体内注射用キット (ブロルシズマブ(遺伝子組換え))眼科用VEGF 阻害剤(ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体一本鎖Fv断片)
2020年3月25日 ベオビュ硝子体内注射用キット (ブロルシズマブ(遺伝子組換え))眼科用VEGF 阻害剤(ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体一本鎖Fv断片)
疾患のポイント:
- 加齢黄斑変性(age-related macular degeneration、AMD)は加齢に基づく黄斑異常の総称であり、前駆期とAMDに分けられ、さらにAMDは滲出型と萎縮型に分けられる。萎縮型は黄斑に地図状萎縮が生じる。治療法はない。滲出型には脈絡膜新生血管(choroidal neovascularization、CNV)に基づく病変と、CNVを伴わない1乳頭径以上の網膜色素上皮剥離が含まれる。CNVによる滲出型加齢黄斑変性(AMD)の特殊型としてポリープ状脈絡膜血管症(Polypoidal choroidal vasculopathy、PCV)と網膜血管腫状増殖(retinal angiomatous proliferation、RAP)とがある。
- 問診では、①片眼性か両眼性か、②罹病期間、③以前の治療歴、④アレルギー、蛍光眼底造影、脳梗塞(抗VEGF薬の投与)、肝機能障害(光線力学療法)の有無の4つのポイントを押さえて必要な情報を得る。
診断: >詳細情報
- 50歳以上、黄斑(中心窩を中心に半径3,000μmの範囲)に出血、滲出を認めたら滲出型AMDを想起する。
- 光干渉断層計検査(OCT)、フルオレセイン蛍光造影(FA)、インドシアニングリーン蛍光造影(IA)を行う。
- FA、IAにより病型(CNVによるAMD、PCV、RAP)を診断する。病変と中心窩との位置をFA、OCTで確認する。
重症度・予後: >詳細情報
- 滲出型AMD、PCVのいずれにおいても視力予後にはCNVの位置(中心窩とそれ以外、網膜色素上皮の上と下)、中心窩の出血、特に網膜下出血や滲出の量や持続期間が関係する。
治療: >詳細情報
- CNV、PCVの異常血管網とポリープが、中心窩外にあれば視力にかかわらずレーザー…
■初診時の病型と視力検査
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初診時の病型と視力検査
- FA、IAにより、CNVによる滲出型加齢黄斑変性(AMD)、ポリープ状脈絡膜血管症(PCV)、網膜血管腫状増殖(RAP)を診断する。
- FA、OCTにより、病変と中心窩との位置を確認する。
○ OCT、FA、IA検査を行う。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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